旧立法會大樓

2010年09月02日 | 香港街歩き

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舊最高法院 (旧立法會大樓)

近年香港でも歴史的な建築物を修復保存する運動が高まっている。この立法會大樓は最高20100802裁判所として長く使われていたが、その後立法評議会議事堂として使用され、2015年からは香港終審法院が使うことになっている。礎石に "This ston was laid on the 12th November 1903" と記されているから何とも古い、設計はアストン・ウェッブ(Aston Webb)とイングレス・ベル(Ingress Bell)で1912年に竣工したというから間もなく100年の歴史刻むことになる。場所は中環(セントラル)でMTRの皇后像廣場への出口から出ると目の前だ。トップの写真は大樓の裏からとったもの、写真右が正面(皇后像廣場側)から撮影したものだ。ここは待ち合わせ場所としてよく使われている。屋根部分には、右手に公正を表す天秤、左手に権力を表す剣を持ったギリシア神話の女神テミス像があり、ロンドンの中央刑事裁判所のレプリカだそうだ。

201008unclesam_2最近水彩画を始めた。世界一周クルーズを寄稿して頂いた芝原稔さんは水彩画で活躍されている。今年5月に八王子で開かれた彼が習っている教室の展覧会にワイフと出かけた。芝原さんはもとより皆さんの素晴らしい作品を見て、ワイフは水彩画を始めたい言い出した。さっそく用具を買い集め、芝原さんから頂戴した水彩画の手引書3冊を参考にとりあえず勉強を始めたようだ。どこかの教室に通いたいらしいのだが適当なところがまだ見つかっていない。ふと私もやってみようと20100803思って、風景スケッチを始めたが、なかなか思うように描けない。描きたいと思う題材だとやる気も強くなるので、この立法會大樓(F6号) を描いてみた。芝原さんからワイフが頂いた手引書を参考に描いたもので、とりあえず画材屋で額を買ってきて廊下に飾ってみた。何か挿絵みたいな感じで物足りなさがあるが、水彩画に時間を割いて頑張ろうと思っている。このスケッチは立法會大樓の南側、徳輔道中を挟んだ向かいの旧中国銀行ビルの前からものだ。ここなら路面電車TRAMも入れての構図となる。(下のスケッチはF4号)

 

 


 

 


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