熊鷹山登山(2回目)

2011年06月18日 | スポーツ・山歩き

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                                                                                      馬の背 

熊鷹山登山(2回目) By Takashi Kokubun  (國分 孝司)

コース概要小戸口登山口(09:10)→ 丸岩岳への分岐(09:40)→ 尾根上(11:10)→ 熊鷹山頂上(11:15、11:30発)→ 丸岩岳(12:05)→ 丸岩岳への分岐(12:50)→ 登山口(13:30)

  前回は、不死熊橋から尾根コースを登ったので、今回は、谷コースを登ることにす01702る。登山道は、林道小戸川線の終点から始まる。小戸川渓谷をさかのぼり、熊鷹山から丸岩岳まで縦走し、元の登山口に戻るコース。林道小戸川線は、予想以上に荒れた道だった。舗装道路がいきなり終わり、一車線の写真のような砂利道がいきなり始まる。はじめは比較的フラットで、快調に走れそうだったが、路肩に「通行止め」の標識が出てきた。標識は道路をふさいでないので、無視してそのまま進む。道は次第に岩くずが多くなり、所々で、崖から落ち01703てきたと思われる岩が転がっている。これを避けながら進む。とがった岩にすれると、タイヤがパンクするので、乗り越える、またぐ、よける、と、ハンドル操作が忙しい。このため人が歩くくらいのスピードで、ゆっくり進む。この緊張感はひさしぶりだ。雨水で削られた段差が大きい。これも前輪、後輪とゆっくり乗り越える。この車は4輪駆動なので、こういう時は有利だ。いいかげん嫌になるが、スペースは無く、方向転換もできないので、前に進むしかない。30分走ってようやく駐車場らしい広場(写真右)に着いた。 

  今日は駐車場には誰もいない。結局終日他人に会うことは無かった。

2871「クマタカ山」と小さい標識があるのに従い、沢沿いの細い山道に入る。沢には小さい滝が多い。中村さんが喜びそうな登山道だ。秋の紅葉時期はきれいと思われるが、あの林道を又通ることを考えると、うんざりする。今日の目的は、この谷と新緑なので、多少時間をかけて写真を撮る。小さい滝が次々と現れ、写真撮影に忙しい。沢から離れたと思ったら、いきなりの急登。これが約40分続く。写真撮影に時間をかけたと思ったが、山頂まではほぼコースタイムの2時間で、登りきった。

 

 

2896  頂上(写真右)には、前回来たときは、赤、白、ピンクと、花が一杯咲いていたが、今日はすべて散っていた。だれもいない頂上で、15分休憩し、丸岩岳に向かって下山開始。この道はミズナラ、ブナの新緑で覆われ、気持ちよい道だ。快調に飛ばして、コースタイムより10分早く丸2904岩岳(写真左)に着いた。ガイドブックでは、ここからの下りは判りにくいとあったので、慎重に道を確認する。今日は標識が見やすいように設置されていた。ここから小戸川の沢まで、急降下の下山道になる。途中何度か脇にはいる道があったが、無視してどんどん下る。昨夜の雨のせいか滑りやすい。樹林の中で展望はまったく無い2916が、沢の音が聞こえ始めたらまもなく、行きに通った分岐点に出た。ここまでくれば登山口は近い。登りに通った滝をもう一度観察しながら、ゆっくり下る。駐車場で少し休んで、覚悟を決め、嫌な林道に再度乗り入れる。来るときは、道路状態を気にして気がつかなかったが、意外に道路の勾配が急だ。1速にしないとスピードが出すぎてしまう。帰りは大体様子がわかっているので、20分で出られた。パンクすることも無く、無事でよかった。

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今は毎日が小雨模様の天気だが、國分さんはお天気が良いと山に出かける。今回は熊鷹山の谷コースにチャレンジしたようだ。文中にあるように私は沢伝いの山道は大好きだ。でも梅雨のこの時節は思いがけず水量が多くなって苦労することがある。ぜひこのコースにチャレンジしたいのだが、私は運転が下手でとてもこの林道には挑戦できないので國分さんに乗せてもらうことになるだろう。

 


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