150形タンク式機関車

2005年09月03日 | 保存鉄道車両

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150形 1号機関車 (旧交通博物館→鉄道博物館)

明治5年(1872)10月14日の鉄道開業日に新橋~横浜間(29km)を53分でこの機関車が走った。日本ではじめて鉄道が鉄道が開業したときである。No.1の由緒ある番号を持つ日本最古のタンク式機関車。1871年英国・バルカン・ファウンドリー社製で、軸配置1B、全長7.4m、運転整備重量23.45t、動輪直径1321mm、水タンク容量2.1?、燃料積載量0.51t。

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110形 110号 (青梅鉄道公園)

明治4年(1871)英国・ヨークシャー・エンジン社で製造、鉄道開業時に新橋・横浜間を走った歴史あるタンク式蒸気機関車。開業時は10号機関車と呼ばれたが、後に「110号機関車」と改め全国各所で活躍した。軸配置1B、全長7.2m、運転整備重量23.01t、動輪直径1245mm、水タンク容量2.04?、燃料積載量0.76t。当時5形式10両輸入されたが、110号は一番小型であった。

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1290形 1292(善光)号 (旧交通博物館→鉄道博物館)

明治14年(1881)上野~高崎間の鉄道建設されたときに英国・マニング・ウォードル社で製作されたタンク式機関車。ボイラーの上に角型の水タンクを設置したサドルタンク型。善光号という愛称の謂れは新橋工場で組み立てられた後、荒川を上り埼玉県川口市の善光寺付近で陸揚げされたことによる。軸配置C(0-6-0)、全長6.99m、運転整備重量16.1t、動輪直径991mm、水タンク容量1.84?、燃料積載量0.56t。

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1800形 1801号 (交通科学博物館・大阪)

東海道線京都・大津間の開業で急勾配対応のタンク式蒸気機関車、明治14年(1881)に英国・キットソン社から輸入された。高出力だが燃費が良いなど性能が優秀だったので多数輸入された。軸配置C(0-6-0)、全長8.8m、運転整備重量39.8t、動輪直径1219mm、水タンク容量1.53?、燃料積載量1.53t。

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