B20形は第2次大戦末期から戦後直後にかけてごく小数製造された作業用小型タンク式機関車で本線用機関車とは区別されている。B20という形式は動輪軸が2軸で重量が20トンであることから単純にB20と付いたそうだ。B2010号は1946年立山重工業で製造、1972年に廃車となり梅小路にやってきた。その後車籍も無くなり静態保存となっていたが、平成14年梅小路蒸気機関車館開館30周年(JR西日本発足15周年)を記念して動態復元工事を行った。ただし車籍が復活していないので展示走行用備品の扱いとなっている。動態復元工事を記念して右のような銘板が本体側面に取り付けられている。現在はSLスチーム号として同館の中で運転している。軸配置B(0-4-0)、全長7.0m、運転整備重量20.3t、動輪直径860mm。
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