「大阿弥陀経」の一部でも
誦したり 書写したり 他者に教えたりする事で
臨終において 極楽に往生して
上品上生となる事は疑いの余地がなくなるとされます。
以下 「大阿弥陀経」の 「初修善行分第八」です。
「仏言(ぶつごん)
爾時(にじ)
法蔵比丘(ほうぞうびく)
於彼仏所(おひぶっそ)
諸天魔梵龍神八部大衆之中(しょてんまぼんりゅうじんはちぶたいしゅしちゅう)
発斯弘誓(ほっしこうせい)
応時大地震動(おうじだいじしんどう)
天雨妙華以散其上(てんうみょうげにさんごじょう)
空中讃言(くうちゅうさんごん)
決定成仏(けつじょうじょうぶつ)
於是法蔵住眞実慧(おぜほうぞうじゅうしんじつえ)
勇猛精進(ゆうもうしょうじん)
修習無量功徳(しゅしゅうむりょうくどく)
以荘厳其国(にそうごんごこく)
是故入三摩地(ぜこにゅうさんまじ)
歴大阿僧祇劫(れきだいあそうぎごう)
修菩薩行(しゅぼさつぎょう)
不生欲想瞋想癡想(ふしょうよくそうじんそうちそう)
不生欲覚瞋覚癡覚(ふしょうよくかくじんかくちかく)
不著色声香味諸法(ふじゃくしきしょうこうみしょほう)
忍力成就不計衆苦(にんりきじょうじゅふけいしゅく)
但楽憶念過去諸仏所修善根(たんらくおくねんかこしょぶっそしゅぜんこん)
行寂静行(じょうじゃくせいぎょう)
遠離虚妄堅守誠正(おんりこもうけんしゅせいしょう)
常以和顔愛語饒益衆生(じょうにわげんあいごじょうやくしゅじょう)
於仏法僧信重恭敬依(おぶっぽうそうしんじゅうきょうけいえ)
眞諦門植衆徳本(しんていもんしょくしゅとくほん)
善護口業不譏他過(ぜんごこうごうふきたか)
善護身業不失律儀(ぜんごしんごうふしつりつぎ)
善護意業清浄無染(ぜんごいごうしょうじょうむせん)
恒以布施持戒忍辱精進禅定智慧(こうにふせじかいにんにくしょうじんぜんじょうちえ)
利楽衆生(りらくしゅじょう)
令諸衆生功徳成就(りょうしょしゅじょうくどくじょうじゅ)
遠離麁言(おんりすごん)
免自害害彼(めんじがいがいひ)
免彼此倶害(めんひしぐがい)
修習善語自利利人(しゅしゅうぜんごじりりにん)
致人我兼利(ちにんがけんり)
復教化衆生修行六度(ぶきょうかしゅじょうしゅぎょうろくど)
於一切法而得自在(おいっさいほうにとくじざい)
了空無相無願無為無生無滅(りょうくうむそうむがんむいむしょうむめつ)
軌範具足善根円満(きはんぐそくぜんこんえんまん)
堕其生処在意所欲(だごしょうしょざいいそよく)
有無量宝蔵自然発現(うむりょうほうぞうじねんほつげん)
以此施恵衆生令生歓喜(にしせえしゅじょうりょうしょうかんき)
以行教化(にぎょうきょうか)
致無量無数衆生(ちむりょうむすうしゅじょう)
発無上菩提之心(ほつむじょうぼだいししん)
如是善行無量無辺説不能尽(にょぜぜんぎょうむりょうむへんせつふのうじん)。」