２０１０年１月２日（土）、人馬の無病息災を祈願する伝統行事【浦河騎馬参拝】が、昨年までの実施コースを短縮し、北海道浦河郡浦河町の「西舎神社」にて行われた。
浦河の歳時記によると騎馬参拝とは、明治４３年より続く伝統行事で「軽種馬産業の繁栄と人馬の無病息災を祈願する」というもの。その起源は、日高種畜牧場の敷地内に建立されていた「西舎妙見神社」に騎馬での参拝を行ったことに遡る。その後、浦河神社境内に建立されていた「西神社」と「西舎妙見神社」とが合祀され、「西舎神社」として現在地に移転されたため、「西舎神社」にて参拝した後に、「浦河神社」までの約１３ｋｍを騎馬隊で行進し「馬に乗って１０１段の石段を登る」という名物行事へと拡大していった。
写真：昨年２００９年の騎馬参拝（浦河神社）
しかし今年は、浦河神社側の「一般参拝者を優先したいので、正月三が日を外して実施して頂きたい」というの意向を「騎馬参拝実行委員会」が受け入れる形となり、「西舎神社」での参拝までといういわゆる「原点回帰」での実施となった。
⇒そのあたりの経緯はこちらで
午前９時４５分、先導車を先頭に１９頭（途中で６頭が参加し最終的には総勢２５頭）が、ＪＲＡ日高育成牧場乗馬厩舎を出発し、軽種馬育成調教センター（ＢＴＣ）→うらかわ優駿ビレッジアエル→わらしべ園→ピスカリの森を経由しながら、西舎神社までの約７ｋｍを進んだ。
写真：道中の様子（ＢＴＣの坂路にて）
写真：道中の様子（アエルにて）
写真：道中の様子（アエルからわらしべ園へ）
午前１１時過ぎ、一行は「西舎神社」に到着し、各馬は騎乗したまま参拝を行った。各馬の参拝後には、集まった約２００名（主催者発表）全員で「二礼二拍一礼」を行い、今年の騎馬参拝が無事に終了した。
写真：西舎神社
写真：参拝の様子
今回から勇壮な「石段登り」は姿を消すが、道中では「浦河の大自然」が、西舎神社では「一体感のある参拝」が感じられ、参加者からは「アットホームで素晴らしい参拝だった」「道中での観覧スポットなどが整備されれば良いイベントに成長するのでは」など、今後に期待する声が多く聞かれた。
by 馬市ドットコム
浦河の歳時記によると騎馬参拝とは、明治４３年より続く伝統行事で「軽種馬産業の繁栄と人馬の無病息災を祈願する」というもの。その起源は、日高種畜牧場の敷地内に建立されていた「西舎妙見神社」に騎馬での参拝を行ったことに遡る。その後、浦河神社境内に建立されていた「西神社」と「西舎妙見神社」とが合祀され、「西舎神社」として現在地に移転されたため、「西舎神社」にて参拝した後に、「浦河神社」までの約１３ｋｍを騎馬隊で行進し「馬に乗って１０１段の石段を登る」という名物行事へと拡大していった。
写真：昨年２００９年の騎馬参拝（浦河神社）
しかし今年は、浦河神社側の「一般参拝者を優先したいので、正月三が日を外して実施して頂きたい」というの意向を「騎馬参拝実行委員会」が受け入れる形となり、「西舎神社」での参拝までといういわゆる「原点回帰」での実施となった。
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午前９時４５分、先導車を先頭に１９頭（途中で６頭が参加し最終的には総勢２５頭）が、ＪＲＡ日高育成牧場乗馬厩舎を出発し、軽種馬育成調教センター（ＢＴＣ）→うらかわ優駿ビレッジアエル→わらしべ園→ピスカリの森を経由しながら、西舎神社までの約７ｋｍを進んだ。
写真：道中の様子（ＢＴＣの坂路にて）
写真：道中の様子（アエルにて）
写真：道中の様子（アエルからわらしべ園へ）
午前１１時過ぎ、一行は「西舎神社」に到着し、各馬は騎乗したまま参拝を行った。各馬の参拝後には、集まった約２００名（主催者発表）全員で「二礼二拍一礼」を行い、今年の騎馬参拝が無事に終了した。
写真：西舎神社
写真：参拝の様子
今回から勇壮な「石段登り」は姿を消すが、道中では「浦河の大自然」が、西舎神社では「一体感のある参拝」が感じられ、参加者からは「アットホームで素晴らしい参拝だった」「道中での観覧スポットなどが整備されれば良いイベントに成長するのでは」など、今後に期待する声が多く聞かれた。
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