まきこんの学習日記

 アラフォー世代。
 日々、いろいろなことを探しています。

障害者にとっての世の中は・・・

2006-05-01 00:08:19 | Weblog
 NHKのテレビを見ていると、活気的な番組も多いですね。
 先日見ていたのは、手話講座。
 実際聾唖者の方が出て、このようなときには、こんな手話を使いますよと説明しているのですが、とってもわかりやすくってためになります。アメリカと日本の手話の違いを放送していました。

 大学のSCにも、手話講座があるので、機会があったら出て見たいと思います。

 手話になぜ興味があるかというと、実は叔父が聾唖者なんです。
 というわけで幼い頃から、聾唖者の人との交流はあったのですが、手話はなかなか覚えられず、紙にいろいろ書いてコミュニケーションを図っていました。

 叔父は奥さんも聾唖者で、子供はいません。
 出来なかったのか作らなかったのか、子供だった私にはわかりませんが、20数年前の核家族の聾唖者夫婦にとって、子供を作るというのは垣根が高かったのだろうと思います。

 子供がいなくても二人で助け合いながら、たまには旅行に行ったり、友達と遊んだりと、質素に夫婦仲良くやっています。叔父夫婦は私にとって、夫婦の理想・鏡です

 今の時代はFAXやネットが出来たので、コミュニケーションも楽になりましたが、ほんの10数年前までは、電話をするのもボランティアの方を通じて、電話をしてもらったりしました。

 GW中。ちょうど福祉関連の勉強(障害者福祉論と老人福祉論)をしていたので、叔父のことを思い出しました。

 障害という言葉は、好きではありません。
 個性ととらえられる時代になれば、いいなあと思いますが。

 最近は忙しくって、年賀状の交換こそすれど、叔父とは10数年あっていないので、元気にしているかなあ。

 ところで今日、ある施設に行ったのですが、トイレがとっても混んでいました。
 で、障害者用のトイレに、中年の女性が列に並ばざる入ろうとしていました。
 後ろから列に並んでいた女性が「みんな並んでいるのに」とつぶやいていました。
 障害者用にいた女性が、いきなり障害者手帳を見せて「私は障害者だから、ここを使います」と主張していましたが・・・。障害者にも、等級があるはず。彼女はとっても元気そうだったんだけどね・・・。
 まあ、これだけならいいんだけど「そうやって、いろいろいう人がいるから、私は必ず手帳を持っているのよ」と2回も3回も言うので、被害者意識の強い人じゃないかなあ・・・と、ちょっと興ざめしてしまいました。
 別に列に並んでいた女性も、わからないから言ったんだと思うんだけどね。

最新の画像もっと見る