第4Q開始。
両校ともメンバー、マッチアップの変更はなかった。
愛和は、織田が牧瀬を、今村が徳永を、他3人がトライアングルを形成し、
博多のハイタワーインサイドを守り、頼れるエース諸星を中心に博多リングを攻めた。
対して、博多は、ハーフコートマンツーで対抗。
新庄が諸星にマッチアップし、攻守ともにチームを引率していた。
第4Q開始早々、PF荻野の連続得点により、一時同点とするも、牧瀬の3本目の3Pが決まり、再び3点差となる。
その後、試合はシーソーゲームの展開に、5分を経過しても、3点差は変わらなかった。
愛和 70
博多 73
「織田君だっけ?」
「はっはい。」
「試合前に今村君にもいったんだけど、今日は5本の3Pを決めるから。あと2本だよ。」
「あと2本・・・。」
「君たちのディフェンスは評価している。だけど、僕にもやらなければならない仕事がある。」
「そうですね。俺にもやらなければならない仕事がある。もう牧瀬さんには打たせませんよ。」
「ふっ、勝負だよ。」
「はい!」
愛和のオフェンス。
ドリブルをしている織田。
(なかなか、縮まらない。でも、今は確実に1本ずつとって、喰らい付いていくしかない!)
諸星と今村のポジションチェンジから、諸星にボールが渡る。
「今の俺は、すっげーノってるぜ!」
「来い!」
目線を落とし、ボールを落とす。
(左か、右か・・・。)
『キュ!』
軸足を残し、右に一歩踏み出す。
新庄も素早く対応、コースを塞ぐ。
だが。
諸星は、すぐさま右足を戻し、シュートを放つ。
「上か!」
新庄は、咄嗟にシュートブロックに飛ぶが、届かない。
(入った!)
笑う諸星。
『シュパ!』
決まった。
「諸星の3P---!!」
「同点ーーー!!」
「再び、愛和が並んだーーー!!」
「すげーー、諸星!!」
「恐れ入るな。ホント、あの人は。」
「あぁ。本当に頼りになる先輩だよ。」
「さぁ、俺たちもディフェンス頑張ろうぜ!」
今村と織田に気合が入る。
だが、
『シュパ!』
「あっさり、決めやがったーー!!」
「さすが、牧瀬!!」
「No.1シューターーー!!」
「また、3点差だーー!!」
「4本目・・・だよ。」
微笑みながら、織田と今村に放った。
「くっ。」
「くそ!」
「諸星君には負けたくないからね。」
徳永と牧瀬のスクリーンプレーから、牧瀬が3Pシュートを決めた。
愛和 73
博多 76
ボールを運ぶ織田。
目の前には、先程4本目の3Pを決めた牧瀬。
(ホントに5本決める気か。)
(この子、いい眼をしているな。)
『キュ!』
低いドリブルから一気に突っ込む織田。
牧瀬は抜かれまいと並走する。
『キュ!』
急ストップから、今村へパス。
今村は、ワンステップから、徳永を交わして、ジャンプシュートの体勢。
だが、徳永も後ろから、ブロックに飛ぶ。
牧瀬もサイドから、プレッシャーを与える。
『スッ。』
今村は静かにボールを落とした。
「フェイクだ!!」
「巧い!」
ボールを受け取ったのは、荻野。
ワンステップから、第4Q3本目のゴール下のシュートを放った。
『シュ!』
『バチ!』
「また来ると思ってたぜ。」
「なにっ!!」
新庄のブロックが炸裂した。
「お前は、地味に巧いからな。」
「狙っていたのか?」
「まぁな。」
(諸星をマークしながら、なんてやつだ。)
ボールは、C長浜から、前線の徳永へ。
「2対2!」
「いけーー!!」
「とめろーー!!」
博多のガードコンビが、愛和の2年コンビに襲い掛かる。
ボールは牧瀬へ、徳永はゴール下に走りこむ。
牧瀬は、3Pライン手前、パスの構え。
『シュ!』
徳永が、ゴールに向かって飛んだ。
今村もつられて飛ぶ。
織田もわずかに反応する。
だが、牧瀬は、パスを出さない。
(かかったね。)
『シュ!』
ためらわず、速攻からの3Pを放つ。
『キュ!』
「届けーー!」
「!!」
『チッ!』
「織田君!!」
織田が、牧瀬の3Pシュートに触れた。
間合い、身長差、跳躍力、タイミング、全てを計算した上で牧瀬にシュートを打たせ、
シュートチェックに跳んだのだった。
「必ず、打つと思ってましたよ。」
「・・・計算高いね。」
「5本目は、決めさせませんから。」
「まだまだ楽しめそうだ。」にこり。
織田の計算されたブロックが、愛和のピンチを救った。
「今のブロックは、凄いですね。」
「自信を持って打ってきた牧瀬君。自信を持ってブロックした織田君。
2人とも熱いタイプには見えないけど、心の中は、かなり燃えるタイプね。
最後まで、見逃せない戦いだわ。」
「もうわからない。わかりません。どっちが勝つかなんてわかりません!」
中村は、混乱していた。
試合時間も残り4分となっていた。
愛和 73
博多 76
続く。
両校ともメンバー、マッチアップの変更はなかった。
愛和は、織田が牧瀬を、今村が徳永を、他3人がトライアングルを形成し、
博多のハイタワーインサイドを守り、頼れるエース諸星を中心に博多リングを攻めた。
対して、博多は、ハーフコートマンツーで対抗。
新庄が諸星にマッチアップし、攻守ともにチームを引率していた。
第4Q開始早々、PF荻野の連続得点により、一時同点とするも、牧瀬の3本目の3Pが決まり、再び3点差となる。
その後、試合はシーソーゲームの展開に、5分を経過しても、3点差は変わらなかった。
愛和 70
博多 73
「織田君だっけ?」
「はっはい。」
「試合前に今村君にもいったんだけど、今日は5本の3Pを決めるから。あと2本だよ。」
「あと2本・・・。」
「君たちのディフェンスは評価している。だけど、僕にもやらなければならない仕事がある。」
「そうですね。俺にもやらなければならない仕事がある。もう牧瀬さんには打たせませんよ。」
「ふっ、勝負だよ。」
「はい!」
愛和のオフェンス。
ドリブルをしている織田。
(なかなか、縮まらない。でも、今は確実に1本ずつとって、喰らい付いていくしかない!)
諸星と今村のポジションチェンジから、諸星にボールが渡る。
「今の俺は、すっげーノってるぜ!」
「来い!」
目線を落とし、ボールを落とす。
(左か、右か・・・。)
『キュ!』
軸足を残し、右に一歩踏み出す。
新庄も素早く対応、コースを塞ぐ。
だが。
諸星は、すぐさま右足を戻し、シュートを放つ。
「上か!」
新庄は、咄嗟にシュートブロックに飛ぶが、届かない。
(入った!)
笑う諸星。
『シュパ!』
決まった。
「諸星の3P---!!」
「同点ーーー!!」
「再び、愛和が並んだーーー!!」
「すげーー、諸星!!」
「恐れ入るな。ホント、あの人は。」
「あぁ。本当に頼りになる先輩だよ。」
「さぁ、俺たちもディフェンス頑張ろうぜ!」
今村と織田に気合が入る。
だが、
『シュパ!』
「あっさり、決めやがったーー!!」
「さすが、牧瀬!!」
「No.1シューターーー!!」
「また、3点差だーー!!」
「4本目・・・だよ。」
微笑みながら、織田と今村に放った。
「くっ。」
「くそ!」
「諸星君には負けたくないからね。」
徳永と牧瀬のスクリーンプレーから、牧瀬が3Pシュートを決めた。
愛和 73
博多 76
ボールを運ぶ織田。
目の前には、先程4本目の3Pを決めた牧瀬。
(ホントに5本決める気か。)
(この子、いい眼をしているな。)
『キュ!』
低いドリブルから一気に突っ込む織田。
牧瀬は抜かれまいと並走する。
『キュ!』
急ストップから、今村へパス。
今村は、ワンステップから、徳永を交わして、ジャンプシュートの体勢。
だが、徳永も後ろから、ブロックに飛ぶ。
牧瀬もサイドから、プレッシャーを与える。
『スッ。』
今村は静かにボールを落とした。
「フェイクだ!!」
「巧い!」
ボールを受け取ったのは、荻野。
ワンステップから、第4Q3本目のゴール下のシュートを放った。
『シュ!』
『バチ!』
「また来ると思ってたぜ。」
「なにっ!!」
新庄のブロックが炸裂した。
「お前は、地味に巧いからな。」
「狙っていたのか?」
「まぁな。」
(諸星をマークしながら、なんてやつだ。)
ボールは、C長浜から、前線の徳永へ。
「2対2!」
「いけーー!!」
「とめろーー!!」
博多のガードコンビが、愛和の2年コンビに襲い掛かる。
ボールは牧瀬へ、徳永はゴール下に走りこむ。
牧瀬は、3Pライン手前、パスの構え。
『シュ!』
徳永が、ゴールに向かって飛んだ。
今村もつられて飛ぶ。
織田もわずかに反応する。
だが、牧瀬は、パスを出さない。
(かかったね。)
『シュ!』
ためらわず、速攻からの3Pを放つ。
『キュ!』
「届けーー!」
「!!」
『チッ!』
「織田君!!」
織田が、牧瀬の3Pシュートに触れた。
間合い、身長差、跳躍力、タイミング、全てを計算した上で牧瀬にシュートを打たせ、
シュートチェックに跳んだのだった。
「必ず、打つと思ってましたよ。」
「・・・計算高いね。」
「5本目は、決めさせませんから。」
「まだまだ楽しめそうだ。」にこり。
織田の計算されたブロックが、愛和のピンチを救った。
「今のブロックは、凄いですね。」
「自信を持って打ってきた牧瀬君。自信を持ってブロックした織田君。
2人とも熱いタイプには見えないけど、心の中は、かなり燃えるタイプね。
最後まで、見逃せない戦いだわ。」
「もうわからない。わかりません。どっちが勝つかなんてわかりません!」
中村は、混乱していた。
試合時間も残り4分となっていた。
愛和 73
博多 76
続く。