goo blog サービス終了のお知らせ 

うまがスラムダンクの続き

うまがスラムダンクを勝手にアレンジ。
スラムダンクの続きを書かせていただいています。

#156 【牧瀬VS織田】

2009-07-17 | #06 愛和 選抜編
第4Q開始。

両校ともメンバー、マッチアップの変更はなかった。

愛和は、織田が牧瀬を、今村が徳永を、他3人がトライアングルを形成し、
博多のハイタワーインサイドを守り、頼れるエース諸星を中心に博多リングを攻めた。


対して、博多は、ハーフコートマンツーで対抗。

新庄が諸星にマッチアップし、攻守ともにチームを引率していた。


第4Q開始早々、PF荻野の連続得点により、一時同点とするも、牧瀬の3本目の3Pが決まり、再び3点差となる。

その後、試合はシーソーゲームの展開に、5分を経過しても、3点差は変わらなかった。



愛和 70
博多 73




「織田君だっけ?」

「はっはい。」

「試合前に今村君にもいったんだけど、今日は5本の3Pを決めるから。あと2本だよ。」

「あと2本・・・。」

「君たちのディフェンスは評価している。だけど、僕にもやらなければならない仕事がある。」

「そうですね。俺にもやらなければならない仕事がある。もう牧瀬さんには打たせませんよ。」

「ふっ、勝負だよ。」

「はい!」




愛和のオフェンス。

ドリブルをしている織田。

(なかなか、縮まらない。でも、今は確実に1本ずつとって、喰らい付いていくしかない!)

諸星と今村のポジションチェンジから、諸星にボールが渡る。


「今の俺は、すっげーノってるぜ!」


「来い!」


目線を落とし、ボールを落とす。


(左か、右か・・・。)


『キュ!』


軸足を残し、右に一歩踏み出す。

新庄も素早く対応、コースを塞ぐ。



だが。



諸星は、すぐさま右足を戻し、シュートを放つ。



「上か!」



新庄は、咄嗟にシュートブロックに飛ぶが、届かない。



(入った!)



笑う諸星。



『シュパ!』



決まった。




「諸星の3P---!!」

「同点ーーー!!」

「再び、愛和が並んだーーー!!」

「すげーー、諸星!!」




「恐れ入るな。ホント、あの人は。」

「あぁ。本当に頼りになる先輩だよ。」

「さぁ、俺たちもディフェンス頑張ろうぜ!」

今村と織田に気合が入る。



だが、



『シュパ!』




「あっさり、決めやがったーー!!」

「さすが、牧瀬!!」

「No.1シューターーー!!」

「また、3点差だーー!!」




「4本目・・・だよ。」

微笑みながら、織田と今村に放った。

「くっ。」

「くそ!」


「諸星君には負けたくないからね。」


徳永と牧瀬のスクリーンプレーから、牧瀬が3Pシュートを決めた。



愛和 73
博多 76




ボールを運ぶ織田。

目の前には、先程4本目の3Pを決めた牧瀬。


(ホントに5本決める気か。)

(この子、いい眼をしているな。)


『キュ!』


低いドリブルから一気に突っ込む織田。

牧瀬は抜かれまいと並走する。


『キュ!』


急ストップから、今村へパス。

今村は、ワンステップから、徳永を交わして、ジャンプシュートの体勢。


だが、徳永も後ろから、ブロックに飛ぶ。

牧瀬もサイドから、プレッシャーを与える。



『スッ。』



今村は静かにボールを落とした。




「フェイクだ!!」

「巧い!」




ボールを受け取ったのは、荻野。

ワンステップから、第4Q3本目のゴール下のシュートを放った。



『シュ!』



『バチ!』



「また来ると思ってたぜ。」

「なにっ!!」

新庄のブロックが炸裂した。


「お前は、地味に巧いからな。」

「狙っていたのか?」

「まぁな。」

(諸星をマークしながら、なんてやつだ。)



ボールは、C長浜から、前線の徳永へ。




「2対2!」

「いけーー!!」

「とめろーー!!」




博多のガードコンビが、愛和の2年コンビに襲い掛かる。

ボールは牧瀬へ、徳永はゴール下に走りこむ。

牧瀬は、3Pライン手前、パスの構え。


『シュ!』


徳永が、ゴールに向かって飛んだ。

今村もつられて飛ぶ。

織田もわずかに反応する。


だが、牧瀬は、パスを出さない。


(かかったね。)



『シュ!』


ためらわず、速攻からの3Pを放つ。



『キュ!』



「届けーー!」



「!!」



『チッ!』



「織田君!!」



織田が、牧瀬の3Pシュートに触れた。

間合い、身長差、跳躍力、タイミング、全てを計算した上で牧瀬にシュートを打たせ、
シュートチェックに跳んだのだった。



「必ず、打つと思ってましたよ。」

「・・・計算高いね。」

「5本目は、決めさせませんから。」

「まだまだ楽しめそうだ。」にこり。


織田の計算されたブロックが、愛和のピンチを救った。




「今のブロックは、凄いですね。」

「自信を持って打ってきた牧瀬君。自信を持ってブロックした織田君。
2人とも熱いタイプには見えないけど、心の中は、かなり燃えるタイプね。
最後まで、見逃せない戦いだわ。」

「もうわからない。わかりません。どっちが勝つかなんてわかりません!」

中村は、混乱していた。




試合時間も残り4分となっていた。



愛和 73
博多 76







続く。