4月14日 パラマウント映画 「TRUE GRIT」 を観る
先立つて録画済みの昭和44年公開 「勇気ある追跡」 を見ておく
どちらも屈託なくでき良く楽しめた
この二つの映画の大きな違いをいくつか
オリジナルはジョン・ウェイン/ルースター・コクバーンの映画と云え
リメークはヘイリー・スタインフェルド/マティ・ロスの映画といえる
怜悧で端然としたヘイリー・スタインフェルドも美しい
時代(昭和44年と平成23年)を反映してか片や陽気に こなた追憶のラスト
そのほかウェイン・コクバーンは左隻眼で ブリッジス・コクバーンは右隻眼
馬好きにはワクワク見応えのある場面多し このためにこの映画を見たといえる
ヘイリー・マティの人馬全身水に浸かりながらの渡河
本来馬は水中は苦手
ライフルと拳銃の二挺を振りかざしながら(手綱を銜えて)のキャンター
野天をキャンターで御すさえ難しく 手綱を放してはなおさら
日本人俳優でこれができたのは故三船敏郎だけだらう
「隠し砦の三悪人」
馬上決闘でコクバーンと馬が怒涛の如く倒れもがくシーンなどなど
500キロ近くの馬体に敷かれば身動きどころか粉砕骨折如かず
ウェインの馬扱いはさすがナンバーワン
そこに馬が居ないが如く 馬の存在を感じさせないが如く自然に動く
しかしウエィンも晩年
その巨躯に馬も息絶え絶えの態 1分も本当に走ればぶつ倒れるのではと見えた
キム・ダービー/マティと別れを告げ 掛け声もろとも大きく柵越え駆け去るエンディングは圧巻
最高に格好よく見事ッ――
たとえ吹き替えであつても
<若戸大橋> <東名外環橋と多摩川橋>
昭和44年5月 東名の全線開通式を足柄パーキングエリアで終え 7月北九州若戸大橋に異動となつた
歓迎会二次会で若松本町の或るクラブ行く
ダンスBGMにクールファイブの「長崎は今日も雨だつた」が繰り返し流れていた
カラオケはまだない 酔い覚ましに出ると天空に朱のメインロープが雨にけむつていた
想えばキャバレー クラブの全盛であつた・・・・・・