食品廃棄を減らすだけでも食料生産に関わる地球への負担を４分の１減らすことができる

世界が日本人と同じ食生活すれば…地球
・６個分の資源必要　ＷＷＦジャパン
MSN産経ニュース
2012.12.10 20:42
　世界自然保護基金（ＷＷＦ）ジャパンは１０日、世界中の人が日本人と同じ食生活をすると地球約１・６個分の資源が必要になり、地球に大きな負担を与えることになるとの報告書を発表した。
　ある国の人間の暮らしが地球にどれだけ負担を与えているかをみる指標「エコロジカルフットプリント」を使い、分析。日本人の食料を作るために必要な耕作地や漁場などを国内で賄っている割合は約２４％で、残りは米国や中国など海外からの輸入に頼っていた。
　世界中の人が平均的な日本人と同じ食生活をするとのシナリオで計算すると、２０５０年には地球が１・６４個必要となり、持続可能な状況ではなかった。
　ＷＷＦジャパンは「日本は廃棄される食料が多い。食品廃棄を減らすだけでも食料生産に関わる地球への負担を４分の１減らすことができる」としている。

綱紀はいつのまにやら乱れ、新指導者が大号令。

夕歩道
2012年12月10日
　十五年近く前の話。北京での大宴会で、北京市首脳陣が額を寄せてコソコソと。ゲストの日本側主賓が白酒を所望したため。朱鎔基政権は、マオタイなど高級白酒を出す豪華な宴席を戒めていた。
　「お客さんの希望だから」と、その時は出したが、改革派の旗手とまで呼ばれた朱首相は、綱紀粛正の真っ最中。「地方視察の随員を減らし観光地で会議を開くな」と。節約は四百六十億円にも。
　あれれ、と思ったのは船出したばかりの習近平政権の「八項目の無駄改善」指令。党幹部の無駄な接待や出張を減らせと。綱紀はいつのまにやら乱れ、新指導者が大号令。どの国でも同じようで。