出エジプトの荒れ野で、神様の栄光は火の柱雲の柱としてイスラエルの民を導かれます。神様の栄光は、その後も雲、火として現れます。イスラエルの人たちはカナンに入り、ダビデが国を建てますが、息子ソロモン王がエルサレムに神殿を建て奉献した時に、神殿の上を密雲が覆います。これはモーセたちが荒野で見たものと同じ神様の栄光です。
神様の栄光に包まれた神殿で、ソロモン王は祈りを献げます。この祈りは、「ソロモン王の神殿奉献の祈り」と言われ、聖書における規範的な祈りとされます。それは、罪のゆるし、天災の回避、疫病の終息、異国人の願いの聞き入れ、捕虜になった場合の憐れみなどです。ソロモン王が祈り終えると天から火が降り焼き尽くす献げ物を焼き尽くします。これも神の栄光です。さらに神様は、民が祈るなら大地を癒すと言われます(7・14)。
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