ノコギリザメを食う。

私が初めてサメを食べたのは２０年以上前になろうか。
実家近くの東急デパート地下鮮魚売り場で、切り身に初遭遇。
ねっとりと不透明でピンク系な白身が、煮たら旨そうだな、と（笑）。
それ以来、好物のひとつとなる。

思えば、元来はサメを食べなかった地域にも流通するようになったのは、あの頃からだったのだろう。
その後、船橋のマルエツでも「モウカザメ」がよく売られてたし。
最近でも件のデパ地下で見かけたが・・・・お高かった！！！
でも、いくつも漁港のある現住地では、さっぱり見ない。この辺では食べないのね。

そんなサメが我が家にやってきた。・・・丸ごと。　



・・・およよ。　↓裏側。



これを“ノコギリザメ”と呼ばずにどうするよっ！と思ったら本当に「ノコギリザメ」という名前だった。
酷似しているものに“ノコギリエイ”があるが、外見の違いは触角？の有無と、ヒレの向きだとか。



全長９０センチ。小さい（笑）。この倍くらいまで成長するとか。



哀れ、解体後。　多少ぐちゃぐちゃですが・・・（さばきにくいっ）

　煮魚と唐揚げになりました。

味は普通に流通してるサメとおんなじでしたね。おいしゅうございました。
サメ肉としては上等の部類で、普通はカマボコなんかになるそうな。



ゆでて皮を取って干してある“フカヒレ”（笑）。・・・これでいいのか？？出来るのか？？
白くて長い物体は、ノコギリザメの頭骨であります。（食べないよ。）
ゆでて洗ったら、ノコギリの歯はポロポロ取れちゃいましたね。



ソウダガツオ（マルソウダ）も沢山来たので、カツオの角煮が作れました。常備食♪