何の影響か忘れたが、去年の秋にうちのダンナが
「本物のボルシチってたぶん食べたことがない! 食べたい!!」と言いだした。
ボルシチってのは東欧ウクライナからロシアにかけての家庭料理だ。
日本で言えば「うちの味噌汁」や「お母さんの煮物」、「お母さんのカレー」みたいなもんだ。
ざっと調べてもレシピは千差万別。全部すりおろしてスープ状から大きな具がごろごろしてるものまで色々。
つまりは肉類と、芋・人参・玉ねぎなどの根菜類を煮込んだもの。
ただひとつ欠かせないのは、ビーツ(テーブルビート)。根が赤カブ状になるアカザ科のもの。
ビーツでなくトマトだけを使ったものは「ボルシチ風」と呼ぶべきでありましょう。
まあ、ジャガイモもトマトと同様、ヨーロッパに渡ったのは16世紀以後だけどね。
というわけで、ビーツ(テーブルビート)の種を取り寄せて庭の箱に蒔いた。
夏の終わりに蒔けば2~3か月で収穫できると書いてあった。
しかし季節は既にとっぷりと秋。種蒔きしたのが11月1日。
『なあに、南房総の冬なんてロシアの初秋レベルよね~♪』という判断。
これ、ホウレンソウの親戚だし~~。
当地の冬の名物である強風対策にネットはかけたが、保温はなし。
途中で間引いたり植え直したりして株間を整えるくらいはやったが、
のんびりゆっくり冬を越して、種蒔きから5か月後にやっと根元が太くなった。
アブラナ科のカブは地面すれすれで丸くなるが、アカザ科のビーツは地中で太くなる。
思いきって太そうなのを2本抜いて、さあ ボルシチ作りましょ。
お肉は鶏のモモ肉しかないけど・・・いいよね?
よく洗ったビーツを丸ごと茹でると皮がするっとむける。
茹で汁にチキンコンソメと塩を入れて玉ねぎと人参、輪切りにしたビーツを放り込み、ぐつぐつ。
次に鶏モモ肉とジャガイモ。最後にざく切りのキャベツとバター少々も入れた。
トマトも赤ワインも入れていません。あえて、ハーブもスパイスもなし。
クノールのチキンコンソメと塩だけです。 あ、ほんのちょっと砂糖いれたかも。
それにしても、すごい赤です。
全部赤く染まってしまって、肉眼では人参だかジャガイモだかわかりません。
この赤い色はアントシアニンではなく、ベタシアニンというポリフェノール色素で、
ドラゴンフルーツの赤色と同じもの。 ↓ この赤色ね。
なんだか宗教的な料理にすら見えます。
玉ねぎとキャベツは溶けてしまった。てっぺんに乗っている円盤状のが輪切りのビーツ。
ビーツはほんのり土の匂いがする。
シチューの後味としてわずかにピリッと刺激があるような気もする。(気のせいかも)
本当はこれにサワークリームをかけるのだけれど、うちにないし・・・
プレーンヨーグルトあったからかけてみたけど、なくてもいいし。
結論。 おいしかった♪
ウクライナ人もロシア人も お母さんのボルシチをのんびりと食べられるように祈りつつ・・・
「本物のボルシチってたぶん食べたことがない! 食べたい!!」と言いだした。
ボルシチってのは東欧ウクライナからロシアにかけての家庭料理だ。
日本で言えば「うちの味噌汁」や「お母さんの煮物」、「お母さんのカレー」みたいなもんだ。
ざっと調べてもレシピは千差万別。全部すりおろしてスープ状から大きな具がごろごろしてるものまで色々。
つまりは肉類と、芋・人参・玉ねぎなどの根菜類を煮込んだもの。
ただひとつ欠かせないのは、ビーツ(テーブルビート)。根が赤カブ状になるアカザ科のもの。
ビーツでなくトマトだけを使ったものは「ボルシチ風」と呼ぶべきでありましょう。
まあ、ジャガイモもトマトと同様、ヨーロッパに渡ったのは16世紀以後だけどね。
というわけで、ビーツ(テーブルビート)の種を取り寄せて庭の箱に蒔いた。
夏の終わりに蒔けば2~3か月で収穫できると書いてあった。
しかし季節は既にとっぷりと秋。種蒔きしたのが11月1日。
『なあに、南房総の冬なんてロシアの初秋レベルよね~♪』という判断。
これ、ホウレンソウの親戚だし~~。
当地の冬の名物である強風対策にネットはかけたが、保温はなし。
途中で間引いたり植え直したりして株間を整えるくらいはやったが、
のんびりゆっくり冬を越して、種蒔きから5か月後にやっと根元が太くなった。
アブラナ科のカブは地面すれすれで丸くなるが、アカザ科のビーツは地中で太くなる。
思いきって太そうなのを2本抜いて、さあ ボルシチ作りましょ。
お肉は鶏のモモ肉しかないけど・・・いいよね?
よく洗ったビーツを丸ごと茹でると皮がするっとむける。
茹で汁にチキンコンソメと塩を入れて玉ねぎと人参、輪切りにしたビーツを放り込み、ぐつぐつ。
次に鶏モモ肉とジャガイモ。最後にざく切りのキャベツとバター少々も入れた。
トマトも赤ワインも入れていません。あえて、ハーブもスパイスもなし。
クノールのチキンコンソメと塩だけです。 あ、ほんのちょっと砂糖いれたかも。
それにしても、すごい赤です。
全部赤く染まってしまって、肉眼では人参だかジャガイモだかわかりません。
この赤い色はアントシアニンではなく、ベタシアニンというポリフェノール色素で、
ドラゴンフルーツの赤色と同じもの。 ↓ この赤色ね。
なんだか宗教的な料理にすら見えます。
玉ねぎとキャベツは溶けてしまった。てっぺんに乗っている円盤状のが輪切りのビーツ。
ビーツはほんのり土の匂いがする。
シチューの後味としてわずかにピリッと刺激があるような気もする。(気のせいかも)
本当はこれにサワークリームをかけるのだけれど、うちにないし・・・
プレーンヨーグルトあったからかけてみたけど、なくてもいいし。
結論。 おいしかった♪
ウクライナ人もロシア人も お母さんのボルシチをのんびりと食べられるように祈りつつ・・・
赤、というよりはショッキングピンクにも見えます。
ビーツ、玉ねぎみたいな年輪ですね。
材料見れば美味しいにきまってるか。
派手な色ついてるだけですもんね。
ビーツ食べたことないけど!
カブ風味なんですか?
たあこさん
この赤色が健康にもいいらしいですよ。ポリフェノールだもんな。
ビーツは煮くずれもせず、カブよりもしっかりしていました。
かといって人参でもなく芋でもなく繊維感はなく・・・・・
次は茹でただけのサラダにでもしてみるぅーーーーー
種を探すとこから数えると、6か月。半年だな(笑)。
スイスチャードってなんやと思ったらフダンソウか。
軸色の赤や黄色で人気が出たのねえ。
ビーツも赤白やピンクがあってね。赤紫色素と黄色色素の割りあい具合で色が決まるらしいよ。
私が作った品種は「デトロイト・ダークレッド」。これ↓
http://www.takii.co.jp/CGI/tsk/shohin/shohin.cgi?breed_seq=00000636&hinmoku_cd=YSB&area_cd=3&daigi_flg=
うちは逆にスイスチャード作ってみようかしら(笑)。