セミナー参加「乳がんの再発・転移」 ２

●　　再発した時の症状

乳房内に乳がんの再発がある場合は、自己検診でも、すぐにしこりや発赤を発見する事ができます。
肺や肝臓などの臓器に転移した場合、痛みなどの症状が出る前に定期検査で見つかる事がほとんどだそうです。

●　　再発した時の症状(２)

肺転移：一日中持続する頑固な咳　　胸水がたまった場合には息切れ
肝転移：お腹が張ってみぞおちに圧迫感　　黄疸
骨転移：転移部分の痛み、病的骨折
脳転移：頑固な吐き気、頑固な頭痛　ふらつき　運動機能の低下


●　定期健診

チェック項目

触診　　(手術部分　周辺のリンパ節　対側乳房)
血液　　(腫瘍マーカーなど)
胸部X線
対側乳房マンモグラフィー、超音波

必要に応じて《骨シンチ、CT,MRIなどを追加》

１～５年　定期検診　３～６ヵ月ごと
５～　　　定期検診　６ヵ月～１年


●自己検診のチェック項目

　　◎手術側の点検
　　　へこみ、ひきつれ、膨らみなどの皮膚の変化、しこり、発赤の有無
　　　(乳房を温存した場合は残った乳房の中のしこり、乳頭からの異常分泌の有無)
　　◎手術っしていない側の乳房
　　　皮膚の変化の有無、しこり、乳頭からの異常分泌、ただれなど

セミナーに参加「乳がんの再発・転移」 １

●　肥満は乳がんの発症と関連がありますか？

肥満は乳がんの発症と関連があるという欧米の報告はたくさんあるそうです。
が、日本人についてはまだ、はっきりとしたデータはないそうです。
しかし、肥満は生活習慣病の原因でもあるので、太り過ぎないように気をつけた方が良いみたいです。

それと、ホルモン療法によって女性ホルモンが出ない様に治療をしていても、
男性ホルモンは皮下脂肪によって女性ホルモンに変わるそうです。
やはり、やはり、気をつけなければいけませんねぇ
(最近、すっかりおばさん体型になったひまわりん気をつけなければ)


●　アルコール飲料の摂取量は危険因子になりますか？

一日に平均２杯以上摂取する場合、飲む量が増えれば増えるほど、乳がん発症の危険が高まる可能性があります。
ほどほどに・・・
(危ない危ない知らない事だらけだわ)


●　　大豆イソフラボンの摂取が予防になると言うのは本当ですか？

大豆食品を多く取る人はほとんど取らない人に比べ発症が少ないと言う報告はあります。
サプリメントは取りすぎる為にやはり、大豆やお豆腐がオススメだそうです。


●再発→がんが時間的に後になってでてくること。

●転移→違う臓器に移る事。

●局所再発(手術側)

●遠隔再発(＝転移)


●再発までの経過

　０～１年　　３３(人/千人)
　１～２　　　４４
　２～３　　　３０
　３～４　　　２４
　４～５　　　１８
　５～６　　　１３
　６～７　　　　８
　７～８　　　　９
　８～９　　　　７
　９～１０　　　６
１０～１１　　　５

このデータからも、最も多いのは１～２年だけれど、他の癌と違って気を許す事が出来ない為、１０年間で、ラインが引かれているそうです。