旦那と一緒に先週の結果を聞きに行く。「どうする?」「一緒に部屋に入る?」「初め、私だけ入って、何かあったら呼ぼうっかぁ?」「まぁ、すぐに帰ってこれると思うけど・・・」と自営業の旦那運転で従業員さんに任せ、仕事をぬけて貰うのにとても気を使った。そんな会話をしながら。
病院では、私を見て頂いた先生は病院長なんだって。とか、これも、外科なんだ・・。とか
そして順番で、呼ばれ私、一人で入った。
レントゲン写真が貼られ、先生も立っていて「う~~ん・余り良くはありませんね」
私は言葉を一瞬失った。でも、はっと思い出し「主人が来ていますので、」と伝え一緒に入って貰って。と先生は言ってくれた。
「乳がんです」・・・・
と前回の診察で、あやしい点があったので、一揆に検査を進めたこと、その検査のそれぞれの結果を先生は説明してくれた。
そして、入院は27日、手術30日、その他の検査は入院してから進めましょう。
あなたは多分、温存でいけると思うし、その場合、放射線治療、抗がん剤治療で、だいたい、6ヶ月は治療に専念して頂く事になる為、家族の事・・・・・
と先生は説明を続けた。
涙がでた。何を質問していいのか分からない。どうすればいいのかわからない。
先生は私の膝を軽く叩きながら、子供さんもまだ小さいのだから、がんばって!!と言った。そして、31歳の人で同じ乳がんの患者さんがいたけれど、今も元気で、10年たったよ。と励ましてくれた。
その時、いったい何をがんばるのだろう・・・?と思った。
病院での会計をまっている時、おばちゃん(母親の妹)にばったりであった。
おばちゃんは車椅子で、かいだんから昨夜、落ちたらしく、他の整形外科へ行ったが、手術が必要になり紹介で今、着いた所だ、と言っていた。