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U設計室 web diary

建築つれづれ日記

酉の市

2003-11-21 | Essay
今日が(20日)二の酉ということを知って
現場に行った帰りに新宿の花園神社にいってきました。
去年買った大きな熊手をかついだ人達や
今年買った熊手をかついだ人達が神社へ向かう道で
すれ違っています。

「去年今年 熊手の市で すれちがひ」

境内にはたくさんの熊手を売る店が出来て
店に囲まれた小径も出来て
迷路のような面白い空間が出来上がっています。
そしてあちらこちらから大きな熊手を買った人達への
手締めの声が景気よく聞こえてきます。
日常とは違う面白い雰囲気です。
神社にお参りして、熊手を売る店を一通り巡った後
僕も一番小さい熊手を買ってきました。
これでは勿論手締めはしてくれないのですが
隣にいた人がちょうど大きな熊手を買って
手締めをやってもらうところだったので
タイミング的に手締めを一緒にやってもらっているような感じで
手締めのおこぼれにあずかりました。
普通手締めは一本締めか、三本締めが普通ですが、
ここでは五本締めです。
五本締を初めて体験しました。

ナビゲーション

2003-11-18 | Essay
この間、タクシーに乗ったところ
その車にはナビゲーションがついていました。
個人タクシーだったから、自分の好きに何でも付けられるんでしょうが、
タクシーにもナビがつく時代になったんですね。
ちょっと、びっくりしました。
ロンドンのタクシー運転手は、ロンドン中の道を熟知していないと
運転手の試験に受からないという話を聞いたことがあるけれど
東京は広いし、なかなか大変なのかもしれないですね。

僕の車にもナビがついていますが、
実はあんまり信用していません。
確かに初めての所に行く時はとても便利ですが
結構遠回りさせられる時もあるんですよね。
信用していない理由は、
ナビの言う通りに左折して
一方通行の道を逆走してしまったことがあるからです。
しかも運悪く、強盗の取締でパトカーが止まっていて、
捕まってしまいました。
2年ほど前のことです。
免許取得して30年あまり。
無事故・無違反でゴールド免許だったのになあ。
もったいないなあ。
免許を調べた警官にも「すいませんねえ」と謝られてしまいました。
その警官曰く「軽微な違反の場合、
ゴールド免許の取り消しをしない法案が国会で審議中ですから」
と慰めてくれました。ホンマカイナ!

ゆめゆめナビを信じすぎてはいけませんぞ。
御同役!!

マイッタなぁ!

2003-10-24 | Essay
HPのアクセス数がお陰様で順調に延びています。
皆さん、何処経由で
U設計室のHPに来て戴いているのかなあと思い、
昨晩、ヤフー検索でU設計室を検索してみました。
そうしたら、あなた!
全く同じ名前の、字体もそっくりの
「U設計室一級建築士事務所」のHPを発見しました。
今月にアップしたばかりのHPです。
名古屋にユー設計室があるのは
検索して以前から知っていましたが
全く同じU設計室とはなあ。
(ちなみにうちも一級建築士事務所です)
場所も中野区とうちと近いし、
業務内容も住宅系をメインにされているし、
自然環境に留意した耐久性のある家をつくりたいと
多いにかぶるところがあるんですよねえ。
つくっているものは全く違うテイストではありますが・・
極めつけは、どうやら向こうの方も餃子が好きらしいのです。
(ビールが好きとは書いていませんでしたが)
ほんと、まいったなあ!
こちらは、落合雄二・U設計室です。
お間違いのなきよう!

ハイキング

2003-10-05 | Essay
建築家仲間からハイキングに行きませんかと
メールが届きました。
場所は山梨の大菩薩峠です。
今までに2回登ったことがあるのですが、
きつーい登りが済めば、後は稜線づたいに見晴らしの良いコースが続いて
今の時期とっても気持ちの良い場所です。
でももう、10年以上も山登りに行っていないなあ。
自転車通勤ですこしでも運動不足を解消しようとしているのですが、
無事に登れるかなあ。
スケジュールをみると
家づくりの会の講座の講師になっている日だったので
いけないことが判明しました。
残念なような、ちょっとホッとしたような・・

ps:コンペはおかげさまで勝つことが出来ました。
   やっぱり、うれしいですね!

「大江戸打ち水大作戦」

2003-08-26 | Essay
事務所ではJ-WAVEのラジオを聞いています。
先週の放送の中で
「大江戸打ち水大作戦」なるものの情報を知らせていました。
8月25日(月)正午12時~1時の間に
道路等にみんなで一斉に打ち水をしようという呼びかけです。
仮に100万人の人が一斉に打ち水をすると
計算上では気温が2度下がるのだそうです。
使う水はエコという意味で
フロの残り湯や雨水を使うのがなおよろしい、とのことでした。
というわけで昨日のお昼
うちの事務所でも前の道路に打ち水をしました。
バケツにたまっていた雨水をしっかり再利用しました。

ちなみに、ある地点で国土交通省が測定したところ
1度気温の低下があったそうです。
NHKニュースでもやっていたけれど
参加者は随分と少なかった模様です。
事前のアピール不足でしたね。
でも確かに、打ち水すると
ヒートアイランド現象の軽減にもなるんだろうなあ。
いい風習なのに、こういう光景も見なくなりました。
「水まき」でなく、「打ち水」というのも
なんか職人の技っぽくていい呼び方ですね。

「不思議な人」

2003-08-05 | Essay
昨晩は8時から外で打ち合わせがあって
そのまま事務所には寄らずに家に帰りました。
その帰りの電車の中の出来事です。
無事に?座れて本を読んでいました。
隣には20歳代の女性がヘッドホンをつけて音楽を聴いています。
面白い本だったので、集中して読んでいました。
電車に乗って10分位して突然、
本を読んでいる僕の顔をのぞき込むように
「それでは・・・」とその女性に言われました。
「???」と絶句する僕を尻目に
「おやすみなさい」といって電車をおりていきました。
突然「それでは」といわれてもねえ。
誰だっけなあとしばらく考えましたが
思い浮かぶ人はいません。
でも突然「それでは・・・」って話しかけられるのって
結構どきどきするものですよね。
「それでは」の前の会話が全くないのに・・・
あーびっくりした!

ニシムクサムライ

2003-05-21 | Essay
事務所のスタッフと話をしていて
11月は何日まであるかという話になりました。
そりゃ、「ニシムクサムライ小の月」だから
30日まででしょう。というと、
きょとんとした顔をしています。
もう一人のスタッフもそんな言葉、聞いたことがないといいます。
ちなみに二人とも20代の女性です。
学校で習ったんだか、
親に教えてもらったのか忘れましたが、
「ニシムクサムライ」とは
勿論「二四六九士」
二月四月六月九月十一月は小の月で
日数が31日までないということだけれど。
みなさん知っていますよね。
うちのカミさんは知っていたけれど、
子供たちは知りませんでした。
小学校で台形の面積を教えなくなったのと同じように
知らないうちに「ニシムクサムライ」も
教えなくなったのかな?
そうだとすると、これを知っている人と知らない人で
世代の話が出来てしまいますね。
皆さんは、知っていますよね?
知らないなんて言わないでくださいよ。
自分がすごーく年寄りみたいじゃありませんか!

いろいろなことが・・・

2003-05-20 | Essay
TVドラマの「ER」をたまに観ます。
病院の緊急治療室を舞台に、
それぞれの人たちの間で次から次ぎへと
事件が持ち上がるドラマです。
まるで人生の縮図のように。
我々の日常でもこのドラマほど劇的ではないにしろ
自分たちの周りでいろいろなことが
知らないうちに起こっているんですよね。
普段意識していないけれど・・・
なぜこんな事を言うのかというと、先日こんなことがあったからです。
山手線に乗っているときのことです。
短大生くらいのちょっと派手な感じの女の子二人が
携帯を使いながら乗り込んできました。
一人は電話、もう一人はメールか何かをしながら。
僕も含めた周りの乗客はこの二人を奇異な目で見ています。
というのは、派手な洋服もさることながら
電話している女の子が泣いているからです。
「男にでも振られて、泣いてるのかなあ。
それにしても電車の中で電話するのはマナー違反だよなあ」
などと暢気に思っていたら
どうやらそんな話ではないようです。
聞くでもなしに聞こえてくる話は、
自転車に乗っていた友達が交通事故に巻き込まれて亡くなってしまった。
その連絡をそれぞれの友達に知らせているところらしいのです。
そしてこの二人は、亡くなった友達が収容されている病院に向かって
急いでいるところのようです。
新宿駅で目を赤くしながら降りていく二人の後ろ姿を見ながら、
外見で判断していた自分を少し恥じると共に
彼女たちがとても健気に思えてきました。

でも、第一印象を悪くする格好を
わざわざしなくてもいいと思うけど・・・
おおきなお世話ですね。

よくできている!

2003-05-16 | Essay
事務所の打ち合わせコーナーに
君子蘭の鉢植えが置いてあります。
3年ほど前に戴いたものですが、
春、一つの茎に9個ほどのオレンジ色の花が咲きます。
しばらくすると花が落ちて、
それぞれが種の形にふくらんできます。
それぞれの種が大きくなるのかと思いきや、
ここで淘汰が始まります。
途中でしぼんでしまうものがたくさん出てきて
最終的には一つの種に絞られました。
その一つの種に全精力を注ぐように
種はどんどん大きくなります。
直径12ミリほどの緑色のボール状の形になりました。
ここからが面白いんです。
種が付いていた茎が段々しおれてきて
種の重みもあってダラーンと垂れ下がってきて
種が地面に無事に着床するようになっているのです。
大切なものをそっと地面に置くように。
ネ、よくできているでしょう!
事務所の鉢植えはスピーカーの上に置いてあるので
種は空中に浮いたままですが、
事務所のスタッフが
その種を引き取ってくれることになりました。
君子蘭も頑張った甲斐があるというものです。

昨日見た夢の話

2003-05-14 | Essay
昨晩こんな夢を見ました。
家の外にでて、物置を開けて捜し物をしていると
裏の方で物音がします。
何事かと思って見に行くと、
皇宮警察官に先導されて
たくさんの人が皇居見学に来ているのでした。
今まで気づかなかったけど、
どうやら僕の家は皇居の隣にあるようなのです。
今まで知らなかったけど、お隣は天皇のお宅だったんですね。
「そうだ!このことをホームページのDIARYに書けばいいじゃん」
と思う私。
夢の中でもDIARYが気になっている健気な私。
寝る前に読んだ夕刊の大正天皇の記事が呼び水になって
こんな夢をみたのかな?
結構単純な私。