現在クルマに乗った時、Nexus 7で動画を見て音声をナビのオーディオシステム聞くために微弱電波を使うFMトランスミッターを使っています。
Nexus 7とFMトランスミッター間を接続する方式は、最近ではBluetoothで接続する(A2DPに依るステレオ高音質)モノも出ているようですが、私が使用しているのはφ3.5のミニジャックでイヤホーン端子に接続するアナログ方式のの物です。
以前、FMトランスミッターの改造であと10dB程レベルを上げるアンプが必要があるとレポートしました。今回、手持ちのオペアンプ(アナログデバイス AD712)を使ってブースターアンプを作りテストをしてみました。
今回製作した2chブースターアンプ
まず最初にNexus7のイヤホーン端子の出力レベルを確認する。 出力レベルを調べる為に、大変便利なアプリがあります。
「Function Generater」と言うアプリでデュアルチャネル機能/スピーカー/ヘッドフォン音声出力の波形/信号発生器です。
44.1kHzサンプリングで左右16ビット出力です。そして出力は使用するデバイスのハードウェアに依存していますので例えば出力レベルを100%と設定するとNexus 7の最大アナログ出力となります。従って最大出力レベルが確認出来ます。
実際に測定すると Lch=1kHz Rch=400Hzの正弦波でイヤホーン出力のレベルを測定したところ、VOL最大で-4.2dBsでした。
Nexus7の最大出力レベルが-4.2dBsなので、DACの最大出力を0dBFSとすると基準レベル-20dBFSのアナログ出力は-24dBsとなります。
FMトランスミッターの基準入力レベルが0dBsなのでこのまま接続すれば、入力レベルが24dB低いことになり他のFM放送より音量が小さいためナビのVOLを上げる事になりその結果S/Nも悪くなります。
今回製作するブースターアンプの仕様は以下となります。
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