こんにちは皆さん。お久しぶりです。1カ月ぶりでしょうか。
ここ最近、ミャンマーの話題にばかり触れていたので、本業であるベトナムに
話を戻したいと思います。
今回は、日本企業の工場建設着工式に参加した時のお話です。
日本でも馴染みのある地鎮祭や鍬入れ式といった文化が、実はベトナムにもあります。
ベトナムでは、神主さんではなくお坊さんが現場まで出向いて、お経を読み上げてくれます。
ベトナム語でのお経なので、全く意味は分からないのですが、ところどころに
桜や富士山といった文言を使用し、これからお世話になる土地に
日本企業として感謝の意を述べているのであろうと感じることが出来ました。
またお坊さんも非常に若くおそらく20代中盤ぐらいでしょうか?
袈裟を着用するまでは、ジーパンにジャンパーといったごく普通の若者です。
そのような格好で登場した時は、びっくりしました。もちろんスマートフォンも
持参してました~笑
ベトナムでは、先祖代々そこの土地で生活を営んでこられた方々に対して
敬意を表し、あの世へ捧げ物をするという意味で、お金を燃やす文化があります。
もちろん偽物のお金ですが、米ドル、ユーロ、ベトナムドン、といったもの
を燃やしあの世へ捧げるようです。日本ではつい先日、100万円札が使用された
という事で大きなニュースになりましたが、こちらでは偽物のお札が堂々と
売られています。もちろん見た目は全く本物と違いますが。
約1時間程度ではありましたが、今後の日本、ベトナム両国の発展を祈り
着工式は閉幕しました。
これから工場建設にあたり様々な問題点は出てくるかと思いますが、
ベトナムの建設会社には是非とも工期を守ってもらいたいと祈るばかりです。