前田のベトナム奮闘記!

ベトナムとのビジネスを通して奮闘する姿を描いたブログです。

将来を夢見て

2011-04-27 17:54:36 | 仕事
どうもどうも~
ちょっとずつブログに慣れつつある?前田です。
またまたハノイからの更新です。

今日は弊社が紹介をしたエンジニアの日本語教室に顔を出してきました!
日本語教室は、ハノイの郊外に位置し、ハノイの中心部から車を走らせること40分の所にあります。
現在、ここでは日本へ来る予定の220人が日本語習得に励んでいます。
(もちろん220人全員が弊社紹介という訳ではないですよ。笑)



残念ながら、現実問題として日本語講師が少なく、ほとんどの授業がベトナム人講師の方から日本語を学んでおり、日本人と接する回数が少ないので、僕が教室に入るなり、元気よく日本語で挨拶をし、自分が学んだ語学力を試すべく質問の嵐となりました。
「日本語」という言葉を使って、嬉しそうに会話をしてくる一生懸命な姿が、輝きに満ちていて、僕も負けてはいられないなぁ~なんて思いましたね。
目的はエンジニアの方への激励に来たつもりだったのですが、気がつけば「夢」を抱く彼達から僕自身が元気をもらってました。

最後に、彼達に一言、“今抱いている気持ちを日本に来てからも持続し、辛い時やしんどい時にはそのことを思い出し、乗り越えてもらいたい”と話をすると、彼達は大きな声で元気よく、「はい!分かりました!」と返事をしてくれました。



この今の気持ちを忘れなければ、絶対に彼達は日本で活躍できる!
ここにいる全員が輝ける未来を送れるように応援してます♪




ベトナムのハノイにて「東日本大震災チャリティーイベント」開催!

2011-04-18 14:15:34 | ベトナム出張

最近メタボリック度が増している感じのする前田です。
ちょっと「ウォーキングでも始めようかな」なんて考えてたりしますが、忙しさを理由になかなか出来ずにいます。
まぁ、忙しさは単なる言い訳ですが・・・。

さて、僕は今ベトナム出張へ来ています。
次の仕事までに少し時間があったので、ハノイの街をブラブラしていたら、「東日本大震災のチャリティーイベント」が開催されてるのを発見しました!



先日のブログでも書いたのですが、ここ近年、ベトナムでも日本の国や文化に興味を持たれる方々増え、日本の文化・風習を学ぶための桜祭りなるものが開催されているそうです。
その毎年恒例になっている桜祭りを、今年は東日本大震災の復興への願いも込めてチャリティーイベントとして4/16~17に行われました。
会場には写真にあるように、日本から運び込まれた本物の桜の木や、造花が飾られ、日本の祭りのように出店が立ち並び、ベトナムの若者であふれかえっていました。





会場内に設置された舞台では、「よさこい音頭」を様々なグループが披露し、会場を沸かせていました。本当に日本が好きで興味のある方々が沢山来場しており、日本の秋葉原を彷彿させる日本のアニメキャラクターになりすましたコスプレで登場する方もおられました。
ベトナムにまで浸透する恐るべし日本オタク文化!!!





僕は会場に一時間弱しかいれませんでしたが、その中で日本のことを本当に心配して、応援してくれる方々にも出会い、海外からも支援があることの心強さを感じました。
やっぱり海外との交流や繋がりが本当に大事なんだなと改めて感じることができるイベントでした。




被災地へ向けて 日本語で熱唱 ベトナムの中高生 

2011-04-05 13:37:50 | ベトナム
昨日、朝起きて朝食を食べながら日経新聞を読んでいると、気になる記事が目に飛び込んできました。

4月3日にベトナムのハノイ市で、第一回「日本語の歌の祭典」が開かれたという記事です。
ベトナム人中高生が日本の歌を歌って競い合うフェスティバルだそうで、日本の文化を理解してもらうことや親しんでもらうことが目的で、日本語学習の授業がある中学・高校に通う生徒を対象にして実施されたそうです。

何より、その記事を見て胸が熱くなったのは、その祭典の冒頭で参加生徒の代表が東日本大震災の被災者に対するお見舞いの手紙を朗読し、被害にあった人たちへの激励のメッセージを書きこんで作り上げた折り鶴に手紙を添え、日本人中学生に手渡しをしたことが書かれていたからです。

実は、ベトナムという国では「日本製」が愛されており、日本製品と共に生活をしている人が沢山いるのです。そして、日系企業に勤めている方や在越日本人の方々も沢山おられます。
このように意外とベトナムでも日本と慣れ親しんだ環境が整いつつある今日この頃、ベトナムの若者達が、今の日本のために何かをしようと考え、日本の歌を通じて激励のエールを送ってくれたことは大変嬉しく思います。

まだまだ日本中で様々な課題、問題、不安を抱える中、それでも前に歩いて行かなければいけない現実とのギャップにジレンマを感じ、僕自身悩んだりすることもありますが、海を越えた遥か遠い街に住むベトナムの人達もエールという形で、彼達なりに支援をしてくれているのだから、日本人である僕自身が今できることをもっともっとしていかなければいけないのだということを、とても強く感じたと共に、今の僕を奮い立たせてくれる新聞記事でした。

毎日が悲しいニュースばかりですが、明るい希望というニュースを僕達の手で作っていけるように、エールを送ってくれるベトナム人をはじめとする世界中の沢山の人達と互いに支援し合いながら現状に立ち向かおうと思いました。

みんなで頑張りましょう!!!