中東から極東アジアをバンド・ツアーして、エリントンは "極東組曲" という異国情緒のあるアルバムを製作したのですが、これを考えると房総の海岸で "月の砂漠" を作曲した日本人の想像力に驚いてしまう。JAZZ AT THE PLAZA VOL.2 / FAR EAST SUITE:
一応Vol.1とVol.2は製作者の意図としては姉妹編なのだと思いますが、Jazz At The Plaza で Google してみると出てくるのはマイルスばかりです、へそ曲がりがジャズ・ファンのひとつの要素であると考えまして、好みは無視して製作者の意図どおりVol.1→Vol.2の順に聴いてみれば面白そうです。
このアルバムのジャケットは複数のバリエーションがあるようですが、極東組曲 という漢字表記が異質です。ぱっと見だと、極東組々長 とか 極道組曲 に読み間違えるのは、東映ヤクザ映画のなごりか、はたまたジャケットのエリントンの顔が、そのスジなのか...
そっちょくに、このエリントンのサウンドを表現すると、"エキゾチック" (exotic:異国風)なんだそうです。日本人の持つ異国情緒と、アメリカンであるエリントンが体感したエキゾチックは微妙に違うような気がします。摺り合わせなどという野暮は行いません。生憎とわたしのボキャブラリー(語彙)に、エキゾチックは有りませんでしたので、今後このアルバムの曲調がエキゾチックのひとつですね。
コレクション整理の進行状況→ コレクション一覧
2006/01/06 ものずき烏 記
(参考記事)
2005-05-06 エリントン:マネー・ジャングル
2005-06-26 ピアニストのエリントン:(’50、’53)
2005-06-27 ピアニストのエリントン:(’66、’70、’73)
2006-01-04 ジョニー・ホッジス&デューク・エリントン:(’57、’58、’59)
2006-01-05 エリントン:カーネギー・ホール1952/ブラック、ブラウン & ベージュ
JAZZ AT THE PLAZA VOL.2 / FAR EAST SUITE:
Duke Ellington
"Jazz At The Plaza Vol.2" CBS(USA)C-32471 Jazz Festival Suite / Red Garter - Red Shoes - Red Carpet - Ready Go Jones El Gato / All Of Me / Go Away Blues / Hello, Little Girl / Love To Hear My Baby Call My Name / When Your Lover Has Gone / (Hush Now) Don't Explain / Take The "A" Train Duke Ellington & His Orchestra Jimmy Rushing (vo) Billie Hiliday (vo) 1958絵柄が同じでVol.1というアルバムは既に投稿してしまいました。このアルバムはVol.2です。後年、ドル=円の変動相場制が決められた、経済的に有名になったホテルで行われたジャズ・コンサート。
一応Vol.1とVol.2は製作者の意図としては姉妹編なのだと思いますが、Jazz At The Plaza で Google してみると出てくるのはマイルスばかりです、へそ曲がりがジャズ・ファンのひとつの要素であると考えまして、好みは無視して製作者の意図どおりVol.1→Vol.2の順に聴いてみれば面白そうです。
"Far East Suite" RCA(JPN)RCA-6212 ( 極東組曲 ) Tourist Point Of View / Bluebird Of Delhi / Ispahan / Depk / Mount Harissa Blue Pepper / Agra / Amad / Ad Lib On Nippon Duke Ellington & His Orchestra 1966/12/21欧米で使われる世界地図は、大西洋が真ん中にあって、日本列島は東の外れに位置し、ゆえに極東と呼ぶのだそうです。日本に住み日本で義務教育を受けたものとしては太平洋が真ん中でしたので、ずいぶんと勝手な呼称だと思います。年が改まりますと、普段は闇に潜んでいる占い師が表に出て、方位がどうのこうのと、勝手なことを言いますが、天円地方という古代人の知識を出ていないのであります。地球と言うからにはグローバルがその実態であることをお忘れなく。屁理屈はこのくらいにして、極東組曲と題されたこのアルバムで極東といえるの曲は「アドリブ・オン・ニッポン」だけで、中近東を題材にしたものが大多数。全部が全部、面白い曲調の楽曲なのです。
このアルバムのジャケットは複数のバリエーションがあるようですが、極東組曲 という漢字表記が異質です。ぱっと見だと、極東組々長 とか 極道組曲 に読み間違えるのは、東映ヤクザ映画のなごりか、はたまたジャケットのエリントンの顔が、そのスジなのか...
そっちょくに、このエリントンのサウンドを表現すると、"エキゾチック" (exotic:異国風)なんだそうです。日本人の持つ異国情緒と、アメリカンであるエリントンが体感したエキゾチックは微妙に違うような気がします。摺り合わせなどという野暮は行いません。生憎とわたしのボキャブラリー(語彙)に、エキゾチックは有りませんでしたので、今後このアルバムの曲調がエキゾチックのひとつですね。
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2006/01/06 ものずき烏 記
(参考記事)
2005-05-06 エリントン:マネー・ジャングル
2005-06-26 ピアニストのエリントン:(’50、’53)
2005-06-27 ピアニストのエリントン:(’66、’70、’73)
2006-01-04 ジョニー・ホッジス&デューク・エリントン:(’57、’58、’59)
2006-01-05 エリントン:カーネギー・ホール1952/ブラック、ブラウン & ベージュ