からくの一人遊び

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曽我部恵一 - それはぼくじゃないよ(大瀧詠一Cover)[Live 2023.5.13 沖縄]

2023-05-18 | 音楽
曽我部恵一 - それはぼくじゃないよ(大瀧詠一Cover)[Live 2023.5.13 沖縄]



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日本人が知らない本当の「戦前」…右派も左派も誤解している「戦前日本」の本当の姿(辻田 真佐憲)

日本人が知らない本当の「戦前」…右派も左派も誤解している「戦前日本」の本当の姿(辻田 真佐憲)

「戦前」とは何だったのか。神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。右派も左派も誤解している「戦前日本」の本当の姿とは何なのか。本記事では、近現代史研究者である...

現代新書 | 講談社

 


いやあ、この辻田 真佐憲という人は非常に興味深い見方をする。

気になってwikiで調べてみたら、「日本の著述家、軍歌研究者、近現代史研究者」とあった。軍歌研究者?またどうして?

どうやら「政治性と距離を置き、完全にニュートラルな立場から、オタク的、サブカル的な「趣味」の対象として」軍歌を研究しているようである。……なるほど。

面白いのはこの人物が「清教学園中学校・高等学校」というプロテスタント系でそういう色の濃い学校出身者で、在学中から世界各国の軍歌蒐集に熱中していたということ。

別にそういう学校を出たからといって、当人がそういう宗教を信心しているとは限らないが、ただそういう中にあって「軍歌蒐集」という趣味に嵌っていたというのがいかにも興味深いというか、奇妙にさえ感じる。


ー彼が戦前を「神話」から解くというのは分かる。そもそも江戸から明治になって「国家神道」を起ち上げ、「神話」を天皇とセットにすることにより、一般庶民にはあまり馴染みのなかったその天皇という存在が「現人神」となったのだから。

うーん、何だかこの本、読みたくなって来たぞ。奇妙な人物が書いた『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』かあ。胡散臭いといえば胡散臭い香りを少し感じるが、オタク的、サブカル的なものとして考えると手に取りやすい本なのかもしれない。
コメント
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