のぼうの城

「のぼうの城」和田竜 著
帯に紹介されていた「ハリウッド映画を観たような爽快感！」はドンピシャです。
下手な映画観るより、断然オモシロイ！
この前に井上靖の「風林火山」も読んだけど、「のぼう～」の方が私にはハマりましたねぇ。
沢山の方が紹介・絶賛してるのでもう書き尽くされてるんだけど、紹介せずには居られない面白さ！！です。

なんだろう？読み進める活字が頭の中にクッキリとした情景を映し出す。
成田長親はじめ全ての登場人物の風貌・雰囲気、野良仕事ののどかな風景、戦国時代の合戦模様…。
読んでる私を見てカミサンが気味悪がってました。ニヤニヤしたり切迫した表情になったり、涙目になったり。不気味だったようです。

これまで読んだ歴史小説ベスト３に入る、ハマり本でした。