ロードバイクde通勤日誌

我慢しないで自転車通勤。

遭難?しちゃう??ボク。

2006-05-15 | 自転車
3月、天草サイクルマラソンから帰るなり、5月のチャレ阿蘇出場を宣言した私にカミサン一言
「だめー!そぎゃーんショッチュウ自転車の大会に出るとだったら、どうせ大会前は毎週練習するつもりだろ!週末ぐらいは子供とも遊んでやってよ!!(怒)」

まぁ、そりゃそうだ。チャレ阿蘇は断念するか…。子供がもう少し成長すれば、自分の時間も持てるようになるさ。

で5月13日、チャレ阿蘇前日。義母から「明日は1日中、子供の面倒見とくよ。」コール。以下、カミサンと私の会話。

カミサン「明日、何すっと?私は帽子作る布買いに、街に行くけど。」
私「うーん。明日は阿蘇の方で自転車のイベントがあるったいねー。」
カミサン「あら。この前の天草みたいなヤツ?」
私「うん。まぁ阿蘇やからもっとハードやろけどね。」
カミサン「出てくればよかタイ。」
私「(あ、あのね…)参加申し込みしとらんけんね。」
カミサン「ふーん。混じって走れば解らんとじゃなかと?」
私「…。」

で当日、お天気も上々。午前10時、お決まりの熊鹿CRに出発。植木の辺りで「いつもと一緒じゃつまらんな。」という事でCRを外れ、標識を頼りに菊池渓谷を目指す。菊池温泉街からは自転車では未知の世界であったが、エッチラ・オッチラと登り切り、12時丁度に菊池渓谷到着。で問題発生。
昼飯が、ない。渓谷入り口の屋台を期待していたのだが、オフシーズンの為か何一つ焼いてない。仕方ないので売店に入るがお土産物ばかり。大して旨くもない菓子パン2個とソフトクリーム喰って、さ帰ろ。

で帰路。菊池・水の駅通過。そこからチョイと脇道に逸れてみた。道案内の看板に「広域農道」とある。聞いた事ある様な…。ま、いっか。行ってみよう。
次の道案内に「四季の里・旭志まで10何キロ」ここで私の中で「四季の里」が「道の駅」に摩り替わった。
私の心の声(よしよし「道の駅・旭志」なら325号線沿いで通ったことあるな。だ~いぶショートカットじゃないか。俺って冴えてるー。)

私は方向音痴である。会社でも仲間内で「あいつにだけは道、聞くなよ。」と言われている。仕事・遊び問わず前科も数え切れない程ある。自分の中では道なんて日本全国繋がってるんだから、チョット位の回り道いいじゃない。なんて考えてる。

しかし今回はヤバかった。四季の里・旭志に着くまでもUP・DOWN・UP・UPだし、いざソコに着いても「??ココ何処??知らない?」。とりあえず大津方向に進むが山の中で迂回路の表示に出くわしたりして、ドンドン方向が解らなくなる。(ま、元々方向は解ってないけど)やっとこさ集落を見つけ、庭先で洗濯物干してるオバハン(この時はオバハンが女神に見えた。)に「あの…熊本市方面に抜けたいんです…」と息も絶え絶えに道を聞くと、「あぁ、この前の道をずーと登って~あー行って、こー行って~。」
OKで~す!登れば帰れるんだったら富士山までも登ってやる。という心境だった。

無事、見慣れた325号線に合流した時は、ホントに「助かった。」と思いました。
国体道路を直走り、無事自宅に着いたのは16時半。自宅前では丁度、義母が娘を届けにきた所でカミサンと3人で私の帰りを迎えてくれた。

怖かった。距離は100キロチョットだったが、知らない道を走ると言うのは、その何倍にも感じたし、「熊本市の男性会社員、山中でサイクリング中に遭難!!」の字幕スーパーが脳裏を過ぎった。夜、ニュースで自転車イベント中に橋から転落死という事故も報道されていた。

今度からは下調べして出掛けようっと。

Dst:114.74㌔・Tm:5時間35分・Mx:55.6㌔・Av:20.5㌔