七人の戦鬼

昨年上映された「仮面ライダー響鬼と７人の戦鬼」
そのＤＶＤとコミック版です。
各地で「失敗作」の烙印を押されてしまった響鬼ですが、商業的な面ではこのＤＶＤが一番痛かったのではないでしょうか。
本来このＤＶＤの初回限定版には歌舞鬼の重塗装版が付いてくるハズでした。
劇場版もアギト以来「劇場上映版」と「ディレクターズカット」の２本が発売することが恒例化してしまい、購入側がＤＣ版のみを待つような状態を打破しようとしたんでしょうね。
響鬼の人気を考慮したのかそこそこの数しかソフビを作っていなかったところにソフビコレクターやテンバイヤーが殺到してしまったようで、結局限定版の発売は中止。
ソフビはＤＣ版に付くことになってしまいました。
内容自体はＴＶ版よりも個性的な鬼が多く登場し、楽しめたのですが…
ＤＣ版で通常版の分も稼いでくれると良いですね。

コミック版は上映当時に展開された作品です。
個人的には現在の物語を一切捨て、過去に絞ったことでキレイにまとまった印象があります。
歌舞鬼の救いもありましたしね。
ＤＣ版でこれを越えることが出来ることを期待します。
キャラクターも俳優さんに似せつつもマンガ風にアレンジされていて、スンナリと読めました。
この辺りはライスピにも言えますね。
というか以前連載された龍騎ＳＰの蓮のトラウマが…