ETAの停戦の終結を告げる爆破事件 バラハス空港で （BBC)

バスクの分離独立を掲げるETA(バスク祖国と自由)が、マドリッドのバラハス空港の駐車場でクルマに仕掛けた爆弾による攻撃を行い、停戦合意に終結をもたらしたとスペイン政府が述べた。
少なくとも4人が負傷したこの爆破攻撃は9か月に及ぶ非暴力期間を終わらせるものだとスペイン内務相は述べている。
ETAは今年3月に武装闘争の終結を宣言していた。(BBCのサイトから)

ETAとIRAの暴力は受け入れられないが、心情的には彼らを拒絶することができないのは、権力によって虐げられた市民の苦悩が感じられるからかもしれない。権力による抑圧に対抗する正当な手段とは何なのか? 今のイラクの市民は、外からの力によって虐げられ、自らを統制する力さえ失ってしまっているのだろう。
「国」という枠組み自体が機能しなくなりつつあることを市民は自覚すべなのかもしれない。