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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

スペイン政府、ETAと和平会談の用意 (BBC)

2005-05-18 11:15:33 | ヨーロッパ関連
スペイン議会は、バスク分離独立派グループの武装解除を条件に、政府がETA(バスク祖国と自由)と和平会談を始めることを認める決議をした。
与党社会党の提案は、議会の6つの少数野党に支持されたが、保守派の国民党からは強い反対を受けた。
ETAは数十年間に渡り、スペイン・フランスにまたがるバスク地方の分離独立をかけて武装闘争を繰り広げてきた。スペインのこれまでの政権はETAとの協議にことごとく失敗してきた。
火曜、今回の決議に反対した国民党はバスク自治州の共産主義政党EHAKは、バスクの非合法化された政党バタスナ(ETAの政治部門)の傀儡政党だとして、EHAKの非合法化を求めた。新政党EHAKは、先月のバスク自治州議会選挙で75議席中9議席を獲得したが、その得票はバタスナ支持者からのものと考えられている。
バスク警察は、日曜に起きたバスクの工業地帯での4つの爆破事件にETAが関与していると述べている。なお、この爆破事件では3人が負傷している。爆破事件は、サパテロ首相が議会でETAの解散を求めた4日後に起きた。
社会党政権はかつて1989年に、アスナール政権下の国民党は1999年に、それぞれETAと交渉を実施したことがある。 (BBCのサイトから)

正直言ってうまくいくとは思えないが、少しでも前に進めば…。

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