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ETA政治部門バタスナ、和平プロセス進行中との見解 (BBC)

2007-01-04 09:57:37 | ヨーロッパ関連
ETA(バスク祖国と自由)の政治部門バタスナのスポークスマン、シャビ・ララルデ氏は、和平プロセスは「壊れていない」。スペインで非合法化されているETAは、フランスのバイヨンヌで新しい会議を行ったと述べた。先にスペイン政府は、ETAとの和平会談は終了したと述べている。
ララルデ氏は、和平プロセスは「危機的」段階にあったが、「我々の和平努力は前進していた」と述べた。バタスナは、ETAの兵力部門になぜバラハス空港で爆破事件を起こしたのか強く説明を求めている。「誰もが予期していないことだった。たとえ我々全員が「和平」プロセスが危機的状態であったことを知っていたにしてもだ」とバタスナ幹部のホセバ・アルバレスは、バスクのラジオ局で述べている。同氏は、スペイン社民党政権が、和平へ向けての具体的な方策を取れなかったことを批判しつつ、停戦の終わりを宣言することなく爆破事件を引き起こしたことはETAにとっての「何か新しい変化」であったとし、ETAには相したことを説明する責任があると述べている。(BBCのサイトから)

以前からひとつではなかったETAは内部で分裂が進行しているのかもしれない。一部の急進的なグループが再びテロ行為に走ったということか? いずれにしてもバスクの人々にとっては困難な状況が続くことになる。

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