イルカがえさ取りに「道具」 母から娘へ伝承 (朝日新聞)

オーストラリア・シャーク湾のバンドウイルカには口先を海綿動物で覆う一群がいて、えさを上手にとる道具として母から娘へ伝承しているらしい。こんな研究成果を豪ニューサウスウェールズ大などのグループが、米科学アカデミー紀要電子版で今週発表する。道具の利用を世代間で伝える例が、海の哺乳類で報告されるのは初めてという。
この習慣を持つのはほとんどが雌。DNAを調べると主に母から娘に伝わっており、娘が見習っている可能性が高いという。
雌に多い理由は不明だが、グループは「海綿をのせるのは時間がかかる。雌を追いかけるのに忙しい雄は余裕がないのではないか」と推測する。 (朝日新聞のサイトから)

イルカが道具を使うというのも驚きだが、雄は雌を追いかけるのに忙しくて学習しないのではないかという推測にはもっと驚いた。う～～ん…