ダルフールの戦闘停止のための新しい話し合い (BBC)

スーダン政府とダルフールの2つの反政府勢力による和平会談が、6か月の中断の後ナイジェリアで再開された。
ナイジェリアのオバサンジョ大統領は、全ての勢力に対して衝突を終わらせるためのあらゆる努力を惜しまないよう強く求めた。
和平の話し合いは、昨年8月に始まったが、12月に延期された。
ハルツームのアルフレッド・タバンBBC特派員は、事態を楽観視できる材料として、和平の話し合いが中断された昨年12月の後、政府が、スーダン南部の抵抗勢力との和平合意に至ったことをあげている。この合意は、政治権力と富の分配を含むものであるが、このやり方がダルフールの和平構築のための青写真となる可能性がある。
かつての反政府勢力の「スーダン人民の自由運動」は、来月権力分担政府に参加することになっているが、彼らは、ダルフールの反政府勢力の一つの「スーダン自由化運動」と良好な関係にある。
しかしながら、話し合いは、最近の武力衝突や国際司法裁判所に告発されている51名の戦争犯罪の動向次第では、注視に追い込まれる可能性も否定できない。反政府勢力のリーダーは、国際司法裁判所への告発が政府と政府をバックにしたジャンジャウィードなどの民兵組織を弱体化させ、それが和平会談の進行に良い影響を与えることを望んでいる。 (BBCのサイトから)

スーダンの和平に、アフリカ全体が、特にサハラ以南のアフリカが熱心に働いている。もし、和平合意が成し遂げられたら、オバサンジョ大統領とAUはノーベル平和賞を受賞するかも??