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西唐津の転車台

2015-08-27 19:10:00 | 転車台訪問

唐津線の終点、西唐津駅の奥には唐津運輸センターがあります。

転車台は敷地の一番奥にありました。駅から歩いて10分足らずで到着。

道路や駐車場に囲まれているので間近で観察することができます。

唐津線の車両は気動車なので今でも使用することはあると思われます。

この転車台は20m級3点支持型の上路式です。九州管内ですと人吉と鹿児島も同型です。

尺取虫は撤去されたのか最初から付いていないのか、見当たりませんでした。

牽引車には立派な雨樋が付いていますね。ロック機構は上ノック式です。

全体的に窓が曇っていて視認性が非常に悪い…

ところどころ補修した跡がありました。現存する転車台の中では比較的新しい型式とは言え、50年以上前の製品ですからガタもきているのでしょう。末永く大切に使ってほしいと思います。

手前にキハ47が停めてありました。この線路も昔は転車台に繋がっていたのかな

転車台の脇から続く空地は大島まで伸びていた貨物線の廃線跡です。

線路が保存展示されているようなので、いずれまた訪問してみたいと思います。

 

2016/3/28 追記 「線路の小径」

先日九州に行く機会があったので、少し足を延ばして西唐津までやってきました。

廃線跡から続く道を歩いていくと唐津東港脇の広場に突然レールが現れます。

かわいらしいプラットホームもありました。

駅名標の案内によると、このモニュメントはかつて存在した唐津興業鉄道の記憶と将来LRTを走らせたいという思いを込めて敷設されたそうです。熊本市電や高千穂鉄道で使用していたものを再利用しています。

ホームの先には怪しげな車庫がありました。

トロッコでも保管しているのだろうか?

芝生の片隅には記念碑が並んでおり、その中にパナマ運河の写真が載っていました。

パナマ運河を通過した船舶で初めて日本に寄港したのがイギリスのボルトンキャッスル号です。この船は唐津港に寄港し石炭の補給をしたそうで、寄港から100周年を迎えた2014年に記念碑が建てられました。

運河の左右に写っている機関車は船舶を曳航するための機関車です。実はこれmade in Japanらしいですよ

現在は老朽置き換えで形状が変わっていますが、引き続き川崎重工など国内メーカーが製造しています。

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