トミーの釣行記

社会人になって数年の若者の成長記録。釣り、車などの趣味を主に投稿してます。最近少し投稿は滞り気味ですm(_ _)m

冬のマキエ

2015-02-11 05:00:00 | 日常と車
おはようございます。


相変わらず寒いですねぇ~


メジナ達もコタツでのんびりミカンでも食べてるんじゃないでしょうか。笑




冗談はさて置き、このブログでも幾度となく紹介してきた「寒」の時期の食い渋った魚に対するアプローチ法ですが、もう一つ追加で御紹介したいと思います。



それはマキエのブレンドと水分調節のことです。

まず皆さんにイメージして欲しいのは低い水温によって体力を奪われて底付近から動けなくなったメジナ達です。


このようなメジナ達に重比重のマキエを与えて釣ろうとしようものなら、今現在自分が居るタナから動かなくても自然に鼻先にエサが落ちてくるので、上下運動の必要性が無くなります。

まずそのような魚はサシエを加えたとしても仕掛けを引っ張ることはないので、アタリが明確には出てくれません。


例えハリを口元に掛けて、ヒットに持ち込んだとしてもタナが深い分底周りで大暴れされ、ラインブレイクに繋がってしまう危険性なあります。



その上、メジナ達のタナで魚を暴れさせてしまうと、他の魚が警戒心を覚え、余計なプレッシャーをあたえてしまい、その後の状況は言わずとご理解いただけると思います。






そんな厄介極まりない状況を引き起こさないためには第一にマキエの比重を軽くすること。


軽いエサであればそう簡単に深ダナにいるメジナ達の口元まで届くことはなく、エサを食べたいと思ったメジナ達は多少なりとも上下運動を始めようとします。

そうなれば釣り人側に勝算あり!



エサを口にしたメジナはもと居たタナに戻ろうとするため、それまでにサシエを食わすことができれば自ずとアタリもハッキリと伝わるようになります。






そしてそんなマキエ作りを可能にするのは水分調節です。

マキエの特性としては、水分が少なくて粉っぽいマキエになればなるほど拡散性が低くなり、まとまりがアップします。


一方水分が多くなれば拡散性がアップし、まとまる力が弱くなるため、エサが団子状で落ちていくことはありません。


水分調節の目安としてはベチャベチャとはいかないほどのペースト状に仕上げる事が最重要事項です。





この時期のメジナ釣り自体自然と難しくなっていくのは目に見えています。

しかしながらも釣り人側がマキエの調節を誤って余計なミスマッチを引き起こしてしまわないようにするため、今回この記事を投稿しました。





そうとは限らずに高活性で爆釣というような状況とも遭遇するかも知れませんし、真逆で1日に数回しかアタリが取られないという状況に遭遇するかもしれません。



自然相手の趣味である以上、その可能性は紙一重です。


今回は食い渋った状況をシチュエーションとして掲げて話をさせていただきました。



高活性な状況で食い渋っているという釣り人側の勘違いを起こしてしまうと、それこそ本末転倒です。




是非自分の目で現場の情報を掻き集めて、見極める力も同時に鍛えていきたいですね。




それではみなさん、SeeyouNexttime



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