京都のいぬぅ

I wanna be a master of life.

小さな光りと小さな出会い

2006年06月16日 01時19分10秒 | つぶやき
梅雨が本格的に入る前に蛍を見ておこうと、
北白川の疎水に行ってきました。
虚空をふわふわと漂う4,5匹の蛍が、
そよ風にさえ掻き消えてしまいそうな灯火を必死にともして、
闇夜にうかんでいました

写真をとりながら、蛍を観察していると、
同じように蛍を見ている人がいたので、
なんとなく話しかけてみました。
その人は芸大の方で
舞台芸術の道に進むか、身体芸術を取り入れた子どもの教育に関わるのか
と将来の進路を考えるために蛍を見に来ていると話してくれました

その間も蛍は
まるで意思を持たないかのように不規則にゆっくりと
光の軌跡を描き続けていました

月明かりが見守り
静かに緩やかに時の流れる
柔らかな夜でした


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2 コメント

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Unknown (かめ吉)
2006-06-24 14:23:45
私の住んでいる所でも、そろそろ蛍の季節です。

あの儚い光がとても綺麗ですよね。
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Unknown (京都のいぬぅ)
2006-06-25 21:15:36
古事記や万葉集にも出てくるなど、昔から日本人は、蛍の光に儚さを感じていたようです。
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