京都のいぬぅ

I wanna be a master of life.

最近の子供事情

2006年06月05日 17時17分51秒 | つぶやき
最近、小学校へ行って子供たちと接する機会が多いのですが、
自分のころと比べると、少々違和感を感じます。

子供たちに関して言えば、今の子供たちは、自分の時代となんら変わっていません。
少々バカでまぬけで、生意気で小ざかしく、自分勝手でやりたい放題、
でも時にやさしさを覗かせるそんな子供たちです。
彼ら彼女らと同じ年の自分がそこにいたら、
何の屈託もなくそこに溶け込み、一緒に遊んでいるでしょう。
(ドラゴンボールがまた流行っているというのもありますが。)

子供たちは変わっていないのに何が違うのか。
それは子供たちをとりまく環境です。

まず、学校に入ろうとした瞬間にそれを目の当たりにします。
学校の門には警察の黄色いテープが張られているのです。
私がそれを見たのは、2年前の殺人現場以来です。
そして当然のように防犯カメラが随時監視しています。
廊下には、知らない人にはついていかない、
下校時は絶対一人で帰らない、
など子供たちが書いた張り紙が張られています。

子供たちが自分の身を守るために、やってはいけないことや
知っておくべきことをまとめた本は
30年前からアメリカで見かけるが、
最近は日本でも本屋に並ぶようになり、
とうとう日本もアメリカに追いついたと
皮肉まじりに新聞のコラムに紹介されていましたが、
それを肌で実感しました。

人を見たら悪人と思え。
日本も確実に性悪説が浸透し始めています。

とはいえ、実際、先生や子供たちの意識は案外あっさりしたもの。
これはこれ、あれはあれ。
そんな感じで笑っています。
小学校の中は相変わらずのんびりした時間が流れ、
そこにいるだけで、ずいぶん気持ちが楽になります。
昔はそれほど好きでなかった小学校ですが、
今はずいぶん好きです。

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