京都のいぬぅ

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もうひとつの御霊

2008年02月01日 11時21分36秒 | 京都
上御霊神社


御祭神  崇道天皇
     井上大皇后
     他戸親王
     藤原大夫人
     橘大夫
     文大夫
     火雷神
     吉備大臣
     三社明神
     和光明神

正式には御靈神社。
京都十六社のひとつ。

住民の氏寺として創建された上出雲寺(かみいずもでら)の地に、
延暦13年(794)平安京遷都に際し、桓武天皇の勅願により王城守護の神として、
奈良時代・平安時代初期に不運のうちに薨(こう)じた八柱の神霊を祀ったのが始まりです。
八柱の神霊には、長岡へ都を遷した延暦3年(784)の藤京種継暗殺事件の首謀者として無実を訴えたまま獄死した早良親王などがあげられます。
明治時代、天皇の御願により祭神五柱が増祀され、十三柱となります。




下御霊神社とともに
天変地異や疫病流行は怨霊のたたりだとする御霊信仰の代表的な例です。



境内は広くて、門が立派です。

境内は御霊の杜(もり)といい
応仁元年(1467)、畠山政長と畠山義就との私闘が境内でおこなわれ、
翌年の応仁の乱の前哨戦となり、応仁の乱の始まりとされています。


住所: 京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495

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