旅のたしなみ backpackerの常（１）

見知らぬ土地を訪れるということは、苦労の連続です。
普段住んでいる場所なら、どうってことのないことでも、
知らない土地だと途端にルール、常識が変わり、
バスの切符ひとつとっても分からなくなるものです。

いろんなバックパッカーに会ってきました。
考え方、価値観はそれぞれ違いますが、
みなが口をそろえて言うことは、
人々の温かさであり、優しさでした。

旅とは日常ではつい忘れがちな、
人としての温もりに
触れることでもあります。


そんなありがたい経験を積めるバックパッカーの基本（習性）を紹介します。

１、バックパッカー同士見かけたら、場所を問わず、
　　会釈か「ハ～イ」と声をかけましょう。

地元の人すべてが、親切に世話してくれるわけではありません。
でしたら、せめて苦労を知っているバックパッカー同士、仲良くしましょう。

２、時間的な余裕があるなら、お話してみましょう。
　　最初にかける言葉は
　「Where are you from?」が圧倒的に多い。
　その後、どこに行ってきたのか、これからどこへ行くのか、
　旅の目的は、などなどお互いに教え合います。

旅で最も必要なのは情報です。
ガイドブックでは分からないことや、掲載されていない有益なことも教えてもらえるかも。

洋の東西を問わず、挨拶と情報交換はバックパッカーにとって基本です。


つづき