私が今のアパートに決めたのは、屋上に自由に出入りできることが大きい。
私の部屋は1階でベランダがないこともあるが、屋上へ行くのが好きだ。
他の人はほぼ使わないから、広々とした大文字山ののぞめる空間を独占できる。
酒を飲んで帰ってきた夜は、ほぼ必ず屋上へあがる。
家路へと続く車の光の軌跡と消えていく家々の明かり。
ビルの間をすり抜け下から響いてくる終電の音。
ゆっくりゆっくりと夜の闇の静けさが町に染み込んでいく。
祭りの後の冷めやらぬ興奮に身をゆだねるように
今日一日の余韻を味わう。
日によってお酒を飲んだ後の気分は違ってくる。
上機嫌でいられることもあれば、
低空飛行のときもある。
そんな気持ちを一度、中和してくれるのがこの場所だ。
休息をとる町と、語らい始めた星々の中間に位置するこの場所は
私の心を中間の位置に戻してくれる。
私の部屋は1階でベランダがないこともあるが、屋上へ行くのが好きだ。
他の人はほぼ使わないから、広々とした大文字山ののぞめる空間を独占できる。
酒を飲んで帰ってきた夜は、ほぼ必ず屋上へあがる。
家路へと続く車の光の軌跡と消えていく家々の明かり。
ビルの間をすり抜け下から響いてくる終電の音。
ゆっくりゆっくりと夜の闇の静けさが町に染み込んでいく。
祭りの後の冷めやらぬ興奮に身をゆだねるように
今日一日の余韻を味わう。
日によってお酒を飲んだ後の気分は違ってくる。
上機嫌でいられることもあれば、
低空飛行のときもある。
そんな気持ちを一度、中和してくれるのがこの場所だ。
休息をとる町と、語らい始めた星々の中間に位置するこの場所は
私の心を中間の位置に戻してくれる。