YUTAKAと馬の季節

YUTAKA jockeyをめぐっての週末と競馬をめぐる日々のあれこれ。

本 『騎手の一分』

2013-05-20 22:15:04 | 競馬
  藤田騎手の新刊 『 騎手の 一分 』を 読んだ。

あそこまで 書いたというのは、 もう 騎手として 引退することも 覚悟の上なんだと思った。

競馬ファンとして ここ数年の競馬界の変化は 見ていて よくわかるし 思うところもいっぱいあって、
でも それでも 馬が 好きで 豊さんを 応援し続けているのだけど、 騎手の立場では 本当に 溜めておけないことが
たくさんあるのだろうと思う。

ここ1・2年で 引退していく騎手や やめていく 調教師さんたち。

岡部さんも アンカツさんも 調教師として 馬を育てることを選ばなかった。

読んでいて 言いたいことがよくわかったし、 知らなかった内情も 見えた。  

豊さんと あの馬主さんとのことも そうだったんだ・・・ って。

こういうなかで 豊さんは それでも 騎手会長として 意見として 変えようとしているし 藤田騎手のように
別の方法で JRAや競馬界に 投げかけて( 荒っぽくて 藤田騎手らしいといえば そうだけど、それに 藤田騎手しか書けなかっただろうなあ) でも どちらも 競馬のことを 本当に 考えているのだと思う。


競馬は もちろん それに携わる人たちの生活があるのだから ビジネスではあるのだけど、ただ ビジネスとしてしか
捉えない人たちばかりだと 競馬ファンは 置き去りになってしまうと思う。


週末は ダービー  心に残る ダービーで ありますように。