ぐうたらピアノ生活

2008年9月~独学でピアノを再開(ブランク30年) 2010年9月~Lesson開始

むかし、

2009-10-30 19:06:21 | piano雑記
”せんせ~、何で初見で弾けるような曲をわざわざ左右別や声部別に練習しなくちゃいけないんですかぁ~??”
とくそ生意気な私は聞いてみたことがある。


先生曰く、
”あなたは自分の演奏を聴いていて、それぞれの声部が奏でる音の流れを別々に聴き分けて、更にそれを弾き分けることができていると思いますか?
メロディが際立って響いてこないというのはそれぞれの声部の音の流れが頭に入っていないのに、なんとなく弾いてしまっているからです。”

”ピアノを演奏するということは頭の中で作ったイメージを具体的に音で表現することですから、まずきちんと頭に音の流れのイメージができていないと駄目です。
ピアノは一人で作るアンサンブルでありオーケストラですから、いつでもそのつもりで、まずはそれぞれのパートを頭に覚えさせること。
一緒にあわせて弾いていても、意識することでそれぞれのパートだけ取り出して弾き分けたり聴きとったりすることができるくらいでないとどうにもならないです。
メロディがいくつ重なろうともそれぞれを別々に演奏しているようにコントロールして弾けなければ駄目”
”第一、片手で弾いていてさえ自分の指をコントロールできていないでしょう?”



そしてこんなことを付け足すのも忘れなかった。
”頭で作ったイメージを実際に再現できるテクニックもないとね・・・。
ハノンも左右別々にきちんとやってくださいね”

完全にユニゾンのハノンですら左右の音を自由にコンロロールできないではないかと・・・。

”せんせ~、ハノンは飽きちゃったから両手で弾くのも嫌なんです・・・・”とはもちろん言わなかったケド・・・