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花②の よもやま話

好きな花の事など・・・

福島の現況

2018-04-13 23:58:15 | 日記

 

 

 NPO法人シャローム災害支援センター代表 吉野裕之さんの講演会 (4/7)

 

 福島原発事故当時を振り返って

60Km離れた福島市で、 0.04ミリシーベルト  24.24ミリシーベルト 

なんと! 事故前の(606倍)を観測  雨が降った為、高止まりした

※ 参考のため、放射能汚染地図-群馬大学早川教授作成-6版 を添付しました

 

 

 NPOシャロームの活動

【ふくしま放射能測定プロジェクト】

 測定機をベビーカーや自転車等に取り付け、10cm・50cm・1m の高さで測定(子ども目線で・・・)

   年間150件、今までに500件くらい測定

 市や学校に結果を報告し、通学路変更などの提言を行う

  コンクリートの道は比較的除染効果が現れているが、アスファルトの道は高い

  公園などでもホットスポットが存在する

 早く除染が終わった郡山市より、時間をかけた福島市の方が丁寧に除染されている

 最近各地で見つかる「セシウムボール」が問題になっている

  (東京電力福島第一原発事故の際に放出された放射性粒子)

  ガラスでコーティングされている為、水に溶けないので環境の中に長く留まる

  事故の後、鼻血を出す子どもを大勢見かけたが、関連しているのではないかという話もある

 小児甲状腺がんは、公表されているより多い

  過剰診療の結果との批判があるが、年々がん患者が増えてきている

  県や国は、診察する人を減らして発見を少なくしようとしている

 

【ひまわりプロジェクト】

障がい者と農家の方々が協力しながら、ひまわりを栽培し、油を製品化する計画が

 原発事故で暗礁に乗り上げる

土壌汚染の明らかな土地でのひまわり油の生産は断念

県外の支援者の方々から

 「種を送ってください。こちらでひまわりを栽培し、出来た種を、ひまわり油の原料として送り返しましょう」

 という温かい提案があり「ひまわりプロジェクト」がスタート

「こどもひまわり大使」が全国のひまわり栽培協力先を巡って、自然体験や交流を実施

 「保養」にもつながっている

お互い助け合うつながり「思いやりのネットワーク」

 

               他、現地からのお話を伺いました

 

 講演会の会場となった教会内の敷地や、龍神村で「ひまわり」を育てる事になったそうです 

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