まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

特別だった一日が・・・

2023-02-13 23:56:02 | ヒトリゴト
今日は結婚してから一度も祝ってない結婚記念日でした。
今年は節目の20年なのですが、例年通りのお祝いなしでした。

10年目の時に記念に小さなクロスネックレスが欲しいと
言ったら却下されました。そんなに高いものではなかったです。
なので、自分で買いました。

なんで?バイクはポンと買ってくれたのに
アクセサリーはダメなのかな?

今年は憶えていてくれることを少しだけ期待していました。
それは、先日、一緒に区役所に行ったときに
婚姻届を私が一人でこの区役所に出しに来た
思い出話をしたからです。
実は当初、夫が煮え切らないので、
私が半ば強引に婚姻届けを書いてもらったのです。
その頃の夫はとても酷い態度でした・・・
でも、今は結婚したことを心から喜んでいます。多分。
私を失うことはとても怖いと思っています。多分。
夫はバツが悪そうにしているように見えました。
2月13日だとその時にも言いました。
だから、期待していました。

入籍記念日なんて、夫にとってはどうでも良いことなのでしょう。

でもね、私はディナーや花やプレゼントが欲しいわけじゃないんです。
言葉だけ欲しいのです。

「これからもよろしく」と

ただそれだけ言い合いたいだけなのです。

「ありがとう」と・・・

涙がポロポロ出てとまりません
泣いているのは私が勝手に20年だから特別だと思っていたから
大丈夫、いつものことじゃない
すぐ、元気になる。


でもね、段々と私たちも歳を重ねてきて・・・
もしかしたら次の記念日にはどちらかがいないということも
ありうるじゃないですか。
実際、同級生の何人かはもういません・・・


そんな気持ちをどうしてわかってもらえないのでしょうか。
私には、自分の誕生日よりもこの日の方が大事です。



だから、こんな時には母親が恋しいのです。
夫の悪口を母に言って「まあーいけん旦那さんじゃねー」と
慰めてほしいのです。「ねー悪いよねー」と言って
発散させたいのです。


こうして又、何もなかったように
今日の私の哀しさは夫の記憶から忘れ去られます。



“結婚10周年の記念にプレゼントしてもらったネックレス”のはずが
“結婚10周年の記念に自分で買ったネックレス”です。
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