お花見の後、娘たちを初めてのボウリングに連れて行きました。
どうしてそうなったのかは判りませんが、前の日からそういうことになっていて…。
ボウリングなんて、テレ東のスタボウ(テレビ東京系のスターボウリング。司会は知る人ぞ知るクロベエこと黒部幸英)が終わった後、テレビでは見慣れない存在であったのだが、最近はBS日テレで「ボウリング革命 P★League」で美女ボウラー達の真剣バトルが見られたり(って誰も見てない?)、TBS系でも「炎の体育会TV」の中で芸能人ボウラーが女子プロボウラーに挑んだりしているので、何となく『やってみよ~かな~』的なスポーツとして、昭和40年代の10分の1程度の盛り上がり(盛り上がりとは言わない?)を見せているようで。
なおかつ、既存のボウリング場だけではなく、ラウンド1のような複合スポーツ施設の中にもレーンがあるので、若い子(といってもウチの娘たちの年代ではなく、中高生)にもお遊び的に普及を見せているらしい。
でもボウリングのおもちゃも無い我が家の娘たちがボウリングと聞いて、何のことか判ってないはずなのに三人とも何だか楽しそうにウキウキしています。
長女の「ひいちゃん」だけは何かのテレビでボウリングを見たことがあるのか、どこかでボウリングのおもちゃをやったことがあるのかは判りませんが、なんとなく判っている様子。
でも、幼稚園児が投げられるような軽いボールがあるのかと心配しながらボーリング場に行くと、あるんですねぇ軽いボールが。
なんと5ポンド(2kgちょっと)なんていうライトなものまである上、子供でも投げられるように通常の3本指ではなく5本指のドリル(穴あけ)がされている。
これなら幼稚園児ならなんとか投げられそうだが、大変なのは何でもお姉ちゃんと同じことをやりたがる三女「みいちゃん」が持てるかということ。5本指でもちょっと落としてしまいそうで危ない。
危険防止のためには、三女は見学か…と思ったら、同じくらいの幼い子がレーン上(といっても実際はレーンでなくてアプローチ上)に立っている。
"おぉっ、あの子投げるのか?"と思ったらボールを抱えて何か台の上に載せた。
ん? と思ったらその台からボールを転がしたのだ。
「お~、あれはボールを転がすスロープだったのか」と驚嘆するとともに、あの方式なら三女の「みいちゃん」でも出来そうだと安心したわけで。
(「ひいちゃん」の右にあるピンクの滑り台みたいなのがスロープ)
いざ、ボウリング。
といっても、ルールや点数の付け方を理解しているわけでない娘たちは、ボールをスロープから転がしてピンが倒れるのを見ているだけで、楽しいのかはよく判りません。ま、ノーガター(ガターの溝が塞いである)なので、「みいちゃん」だって必ず何本かは倒れるので、付き添うアタシも余計な指導はしないのでありますが…。
で、3人で1ゲームを順番に転がしていく短時間の間にも、『何か飲む~』と言い出してジュースを与え、『トイレ!』と次女が言い出してトイレに向かい、『アイス食べたい~』と自販機のセブンティーンアイスを見つけてはアイスを食べて(アプローチのベンチでは食べられないので、自販機の前の椅子で食べている間、アタシらのレーンは無人状態)、ようやくボウリングを再開しようかと思ったら、約1名すんごい恰好で寝てしまうというありさま。
それでも家に戻ると『ボウリングやってきた』とジイちゃんに自慢げに話す娘たち。
あの時のは、本当のボウリングじゃなかったんだと気付くのはいつのことでしょうね~。
うちの娘の初ボウリングも、ノーガタ―でした(笑)。
そこそこ大きくなってきた頃だったので、スロープは使いませんでしたが。
紙のマスをナナメ三角に塗ったりとか懐かしいですね(笑)。