たわ言

思いつくまま

介護事業の暗部

2012-04-02 13:21:24 | 日記
 昨日は彩姫がきたのでブログはお休み。 今朝は寒かったけど昼前からいい陽気である。
  
 土曜日、毎日の夕刊の7面の片隅に、「老人ホーム孤立死」、個室の老人は死後一週間に発見されたとあった。 それも家族から「電話にでない」と連絡をうけて判ったからである。
 ホームページによると経営は医療法人財団の介護事業で、生活介護と共同生活介護があって、インスリン・イロウ・透析などメニューがいろいろとならんでいる。入所には一時金は480万円から4000万円、月15~19万円と書いてある。

 ホームでは、自立可能な入居者には希望者には血圧測定などを毎日行っている。この女性は希望しなかったので健康チェックを受けていなかったと、あった。
 1週間の新聞は内部に溜まっていたが部屋は内から鍵がかかるようになっているので中の様子がわからなかったという。

 そこで私が疑問に思うのは、血圧測定などを希望しないものは、1週間も介護士も回って来ない。挨拶もない。 毎日の食事、自炊なら買い物は? 熱がでたら、咳がでたらどうするのだろうか。

 この女性は、なんでも不自由なくやってもらえるとホームのPRに騙されて希望をもって来たのであろう。 町のワンルームマンションの方がましで、ヤクルトオバチャンや弁当の宅配便は訪ねてくれる。定住していれば民生委員も訪ねてきてくれるのに。

 これでも医療法人財団の介護事業か。 家族からの電話がなかったら、何時まで放って置かれたのだろうか。 常識では考えられない。 高い入所金、毎月の入院費というのか、平成版姨捨山商法以上の悪質さである。 こんな所にも介護保険の金は回っているのかと思うと、情けない。 不払いしようとしても基礎年金から天引きで、それもならない。  テレビではタレントの惚れたはれたと別れる別れないは大きく取り上げるのに、取り上げられない。 ニュースや社会問題にならないのか。    まいる
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