真夜中のコーヒー2

人生の最終章
 ボケ防止のためにも
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郷愁

2021-02-16 10:46:11 | 雑記


     絵日傘をかなたの岸の草になげ
         わたる小川よ春の水ぬるき


       晶子の大好きな歌
     早春のこの時期になるといつも思い出す


     故郷の街中を流れる大きな川
       子供の頃この歌を彷彿とさせる場所があった
     橋を渡らずかけてある板の上を
          はしゃぎながら渡ったものでした

       
        以来幾星霜
         今ではすっかり整備され
       街はずれの土手で腕いっぱい摘んだ月見草も
        姿を消してしまっているのではないでしょうか


        子供のころ遊んだ絵日傘も
        晶子の頃、裾をからげて渡ったであろう
        乙女達も、今や昔

        残っているのは郷愁だけのようです

     
       
             
コメント (2)
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