千葉県立市川昴吹奏楽部顧問だったの個人ブログ

元千葉県立高等学校吹奏楽顧問

部活休みで考えること

2019-09-01 15:30:19 | 雑記
ひとは正しいことをやり抜く強さをもったひとに威厳を感じるものです。間違えたら素直に謝る、感謝の気持ちをもつ、思いやりを発揮するなどができるひとです。

反抗期

 中3とか高1の反抗期を迎える子が出てくると、自分の手元から離れていきます。

そのさみしさを乗り越えてまた違う愛情みたいなものが出てきます。

子供の成長に合わせて、親も愛し方を変えなければならないということです。

反抗期が来ないと何が困るのか?

 最近の子供たちは優しいんですよね。反抗しないですからね。


 「反抗期がないということは壁にぶつかったことがないということでしょう。でもいつか絶対に壁にぶつかるじゃないですか。そのときにうまく対処できなくなるという心配がありますね」

 ある先生は「(壁にぶつかった時にその対処が分からず)自分で決められないのにすぐにひとのせいにするひとになってしまう可能性があります」と指摘します。

 ひとのせいにするということは、自分で自分の人生を選択できていないと宣言することです。それはすなわち自由な人生ではないということです。

 他の先生は「子供のうちに心のなかのモヤモヤを吐き出しておかないと、大人になってからそれが出ちゃったりしますよね」と言います。


まさかと思うかもしれませんが、大人になってから心の不調を訴えるひとには、「自分には反抗期がなかった」というひとも多いのです。


壁にぶつかる経験は、部活では少なからざるあります。ぶつかった時、自分の思いをどう相手にわかってもらうか?また周りにいる人たちはどうやって気づくか、その対処を経験していきます。
特に思いを打ち明ける力は、大事です。我慢し続けてしまうのは、良くありません。