先日、あるアメリカ人女性の講演の内容です。
その女性は、元々数学教師をしていました。
数学教師時代、その女性は生徒のIQと数学の成績の関係を調べました。
すると、意外な結果が出ました。
IQが低いのに数学の成績が良い生徒もいれば、
逆にIQが高いのに数学の成績の悪い子もいたのです。
つまり、頭の良さの指標であるIQと数学の成績は
全然相関関係がなかったのです!
これは一体どういうことなのか?
天才と凡才の違いは何なのか?
成功者とそうでない人の違いは何なのか?
その秘密を知るために、
その女性は数学教師を辞め、心理学を学び始めました。
そして、
成功者とそうでない人を分けるあらゆる要素を検証した結果、
たった一つの違いを見出したのです。
それは何かと言うと、
Grit(やり抜く力)です。
最後までやり抜けるかどうか、
それが成功者とそうでない人を分ける
たった一つの違いだったのです。
天才になるのは1万時間の練習が必要だと言われていますが、
これも同じことを意味していると言えます。
もちろん、最低限の才能は必要ですが、
それよりも
1万時間の練習をやり抜けるかどうか
の方が重要なわけです。
それをやり抜いた人が、天才と呼ばれるようになり、
そうでない人は凡才のまま終わってしまうのです。