明日は、体育館で練習です。
体育館での練習で注意すること。
「客席に音を届けろ」
「音を飛ばせ」
・音を「前方」に飛ばそうとする意識
・息を「前方」または「楽器の中に」に強く吐き出そうとする意識
をもたらし、それが結果的に音の響きを失うことがある。
・体を硬く不自由にさせると呼吸を妨害するその結果響きを殺す
【息は「下から上へ」】
身体の中では、ざっくりと見れば息は「上方向」に流れています。
肺から気管を通って口の中へと上がっていき口の天井の硬い範囲に当たります。角度がついてはいるので、斜め上の経路ではありますが、間違いなく「下から上」という流れがあります。
息を吐き出す力として非常に強いのが、腹腔を取り囲む腹筋と骨盤底筋です。
これらを総合して、音を大きく迫力のあるものにしようとするとき(そして実はどんな音量のときも)
『息は下から上へと流そう』
というイメージ・意識すること
〜演奏空間を意識するエクササイズ〜
1:演奏するホールの空間をじっくり見て下さい。
2:前や置くだけでなく、全方位をじっくりと。
3:奏者自身が、自分とホールの天井の距離、全方位の壁からの距離、ステージ上での位置を認識する時間を取ってください。
4:こうすることで、ホール全体と、そのなかでの自分の空間的位置を自分にインプット出来ます。
5:そうやってインプットした空間全体に、自分の身体を震源に、全方位に音が波として伝わっていくようなイメージします。
6:そのようなイメージがまだ心に残っているうちに、音を出してみて、音や響き、音量がどう変わるかを実験します。
ぜひ試してみてください。
吹奏楽ブログに参加しています。二つクリックして下さい。