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凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

アーケード2(メルボルン)

2025-03-30 16:06:17 | オーストラリア
ザ・ブロック・アーケード
続いてザ・ブロック・アーケードに行ってみます。

ロイヤルアーケードを抜けると、リトル・コリンズ・ストリートの対岸に
ザ・ブロック・アーケードへの入口がすぐ目の前に見えます。


ザ・ブロック・アーケードへのアプローチも、
裏道雰囲気漂うカフェやレストランがたくさんあって、
まるで吉祥寺ダイヤ街にアプローチするハーモニカ横丁のようで、いい感じです。




ザ・ブロック・アーケードはロイヤルアーケードより22年後の1892年に建てられました。
それでも十分古いですよね。
こちらの床はロイヤルアーケードの白黒チェック柄と異なり、
色とりどりなブロックタイルのモザイク模様で、
創業当時のものがそのまま残っているというので驚きです。
土足で踏んづけるのがもったいないほど美しく、私はこのザ・ブロック・アーケードの方が好きです。




こちらにも仕掛け時計がありますが、

これが誰なのかは、わからない、知ってる方は教えてくだされ。

ザ・ブロック・アーケードの方が落ち着いた雰囲気があるように感じましたが、どーでしょう?




ちょうど週末にF1オーストラリアグランプリを控えていたので、
アーケード内もF1スポンサーフラッグでいっぱい、
この新旧のコントラストが不思議な雰囲気です。

なんか、古そうなティーラウンジがあったので、何だべさ?と思ってのぞいていたら、
このおばさん(失礼!)妙齢の御婦人が話しかけてくれて、色々と教えてくれました。

「ここはね、アーケードができた1892年に一緒にできて、それ以来ずっとここにあるのよ。
 私もお祖母さんに連れられて家族で一緒によく来たものだわ。
 ケーキが美味しいから、ぜひ入ってみるといいわよ。」(注記1)
なるほど、それならば入ってみるべ、と入ってみました。


後で他の人に聞いた話によると、
ここは「The Tea rooms 1892」という超有名店らしく、並ばずに入れることは珍しいらしい
ということで、すぐ入れたので超ラッキーでした。
ラッキーでしたが、案内された席がアーケードに面する窓際だったので、
外を通る観光客が例外無く100%写真を撮っていくので恥ずかしいったらありゃしない。
特に、後から来て隣に座った日本人観光客がハイティー(午後のお茶で3段重ねのケーキや軽食が出てくる)
を頼んだもんだから、写真映えするとばかりに観光客の人だかりができてしまいました。

ハイティーを頼んだ当の本人はピースサインなど出していい気分になっていましたが、
こちらはたまらないので、残りのお茶も早々に切り上げそそくさと退散しました。

この店を過ぎると、反対側の入口 コリンズ・ストリートに抜けてアーケードは終わりです。




先のロイヤルアーケードもここザ・ブロック・アーケードも、
他の場所に比べ日本人観光客比率が異常に高いので、どうやら日本人のメジャーな観光スポットらしい。
故にここではどうも落ち着かないので、この界隈に無数にあるカフェでゆっくりした方がおすすめです。

メルボルンは独特なカフェの文化が発展した街らしく、
どーりでコーヒーを頼むときに種類が多すぎて苦労したワケです。

俺「コーヒーください」

店「???何のコーヒー?」

俺「ブラックで」

店「???何のブラック?」

俺「??? ブレンド? アメリカン???」

店「???????」

隣で待っていたおねいさん「ロングブラックだって」

店「わかりました」

俺「ありがとうございます。助かりました!」

というわけで、
次回はメルボルンのコーヒーのお話です。

(注記1;実は話はもっと長く、
 「創業当時のお店はコロナ禍で一度休業し、別の場所に移ったらしく、
 今は別のオーナーがここで店の伝統を受け継いで開業している、
 でも味は前の方が良かったわ」
 などと、色々と話しに花が咲いたのでありました。
 驚くのは、その後オーブリーに帰る列車の中で再びこの御婦人と一緒になったのです。
 オーブリーまでは行かず途中駅でお降りになったのでそれっきりになってしまいました。
 これだから旅の出会いは素晴らしい。)


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