
それは
闇の夜に浮かぶ三日月のようなカタチの
一つの目がこちらをじっと
見つめていた。
微動だにせず こちらをじっと
見つめていた。
それは
闇の夜に浮かぶ三日月のようなカタチの
一つの目がこちらをじっと
見つめていた。
微動だにせず こちらをじっと
見つめていた。
曲がりくねった先に
何があるのか
その先にあるもの
人
木々
川
山
お父さん
お母さん
子供
老夫婦
そのまた先にあるものは
光に満ちているのか
闇に染まっているのか
眺めている今の私は その先を知らないまま
痛みと共に ただここから見える同じ景色を
頬を撫でてゆく風を感じながら
ただただ
見つめている
君は春にどんな種を撒いたかな。
きのうの朝とは違った香りがすり抜けて
秋の訪れをゆっくりと知らせている
収穫の秋
沢山の豊かさが目の前に満ちている
さあ
胸いっぱいに感謝の光で満たしたら
恵みを胸いっぱいに吸い込んで収穫しよう
僕は風と仲良し
もちろん
雨も虫も太陽も人間も
生き物すべて
仲良し
だってさ
僕の仲間を増やしてくれる
お手伝い
笑顔でやってくれるんだ
ふーーーーって
遠くまで飛ばしてくれる
えっ?こんな場所に?て予想外の場所に飛んで行くこともたまにはあるよ
でも
そこが僕の着地点。
そして、そこが僕のはじまり。
あとはね、自然のみんながお手伝いしてくれて
また息吹を目覚めさせてもらうんだ。
僕はみんなに生かされている。