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みなさんから寄せられた「待機児童の実態調査報告」が話題に

2013-04-16 | 待機児童の実態調査
待機児童がマスコミの注目をあつめるなか、私たちが昨年まとめた「保育・待機児童についての実態調査報告」が話題になっています。
ブログでは、うっかり途中集計しか公表していなかったので、ちょっと時間がたちましたが最終的なものを紹介します。http://yahoo.jp/box/9adfz4


この調査は、2011年10月から12月にかけて実施したものです。
子育て世帯が多いマンションを中心にアンケートを配布し、164人から返答がよせられました。
このうち、137人が、就学前の子どもをもつ方でした。


●「保育への要望」で圧倒的に多かったのが、「保育施設をふやしてほしい」81.7%で、このうち86.6%が、認可保育園の増設を望んでいました。

●認可保育園に申し込んだことが「ない」60人のうち、「無理だと思ったから」が26人、43.3%にのぼりました。潜在的な待機児童が膨大にいることを、うかがわせます。

●認可保育園に申し込んだことがある人には、努力や苦労を聞きました。
  「子どもをこれ以上つくるのをためらった」 17.3%
  「仕事をあきらめ、自分で子どもの世話をすることにした」 13.7%
  など、深刻な実態の広がりも明らかになりました。


週刊文春4月18日号の記事「保育所に入れないから堕胎…母たちの悲鳴」には、アンケートに寄せられた切実な声の一つ一つが、紹介されました。

「出産前から認証、保育ママの情報を探し、出産後はすぐ見学。4月からでないと入れないため、息つく暇もない。育休は8月までなのに、4月でなければ東京都認証保育所すら空きがないため、職場復帰を4月に調整しなければならない。保育園が確保できないストレスがすごくて、とても2人目を産む気になれない」

「1歳で申請を計画。ポイント加算のため、職場内の保育園に入れましたが、その程度の加算ではとても入れず、片道1時間(乗り換え1回)の通勤を親子で続けることに。電車内でインフルエンザや風邪をもらってしまうのではと心配しつつ、震災後の規制運行も乗り切り、3回目の申請でようやく区内の認可保育園に転園できました」

「経済的にきつかったので保育園に預けて働きたかったのに、その保育園には働いていないと入園するのは不可能。高い認証保育所に預けて認可保育所待ち。その間8ヵ月働いても保育料にとられ、ほとんど手元に残らなかった」

「今まさに、2歳になる息子が入れず困っています。夫婦とも実家が遠方で預けられる身内もなく、保育所にも入れないので、母親が週3日、深夜のコンビニでアルバイトしています」

「認可外でも60名以上待っている状況で、復職をあきらめた」


みなさんの切実な思いも、どんどんお寄せください。広く訴えたいと思います。

tsukuttenet@gmail.com

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