人類は今、ダニエル書12章の冒頭、黙示録17章の冒頭に立っていると、君は言う。何故か?
回答:-
1)先ず、ダニエル書10章14節に『我は末の日に汝の民に臨まんとするところの事を汝に知らせんとて・・・』
と記載されている。その【末の日】が何時かについては12章1節に『その時汝の民の人々の為に立つところ
の大いなる君ミカエル立ち上らん是艱難の時なり・・・また地の下に眠りおる者の中衆多の者目を覚まさん
・・・ダニエルよ終末の時まで此の言を秘し此の書を封じおけ・・』とある。
【地の下に眠りおる者の中衆多の者目を覚ます】時は歴史上未だ起こっていない。すると、【大いなる君ミカ
エル】が立ち上がる【艱難の時】とはまさに黙示録が予告している時代である。
つまりダニエル書12章と黙示録は同じ時代の事を予告している。
2)ダニエル書11章45節を最終章とする一連のストーリーを逆に辿ると10章に到る。その1節に謂う、『ペルシ
ャの王クロスの3年にベテルシャザルと言うダニエルひとつの事の黙示を得たるが・・・』。続いて11章1、2
節にはクロスの後ペルシャに3人の王が立つと書いてある(外征担当はクロスだった由)。その第四の者ク
セルクセス1世はギリシャを攻め(11章2節)サラミスの海戦でギリシャに敗北、この予告は当たった。
11章3節の強き王とはギリシャのアレキサンダーで、突然の病死により彼の子は殺され(彼の児孫に帰せ
ず)、国はリシマコスのトラキヤ、カサンドロスのマケドニア、プトレマイオスのエジプト、セレウコスのシリアと
4つに分裂した(11章4節)。
11章5節に【南の王】と【北の王】なる表現が出て来る。これが上記の4つの国のどれでもないことは11章
40節に『終わりの時に到りて南の王彼と戦わん北の王は車と馬と・・』の記述からも推定される。
つまり聖書はここから人類史が南と北の二大覇権勢力を中心に動く構図を教えている。
この二大覇権勢力が何かはダニエル書2章31~43章を見ると推定できる。金、銀、銅、鉄、鉄と土塊、と覇
権勢力の推移が示されている。即ち、歴史を見ればバビロニア、ペルシャ、ギリシャ、ローマ、植民地を持っ
たローマの後裔、と推移して来た。すると、南の王、北の王とは最後の二者、ギリシャとローマである。
そこから考えられる事はダニエル書11章36節にある北の王とはローマ文化の最終継承者にして軍事大国
(戦神を崇め・・)アメリカ、南の王とはプトレマイオスのギリシャの領域を継承したイスラム教諸国であろう。
そこで・・ダニエル書11章40節『終わりの時に到りて・・』は今現在である。アメリカはイラクを倒し、アラブの
春でイスラム圏は混乱し、ISなどが跋扈、アフガンも安定しないしイランとサウジアラビアも此のところ雲行き
が怪しい。一方アメリカは中国、北朝鮮が気に成り初め(東と北より報せを得て慌てふためき・・)軸足を西太
平洋に移してTPPを提唱、中・朝封じ込めを図った(45節 彼は海の間に於いて麗しき聖山に天幕の宮をし
つらはん・・)・・すると、麗しき聖山とは日本と言う事になる。且つ、
人類はダニエル書12章の冒頭に立った!
3)黙示録16章19節『大いなる都は三つに裂かれ・・』とは察するに今現在の地上社会である。即ち人類社会
はキリスト教世界、イスラム教世界、拝金・反人類教世界に大別された。
また、ごく最近パナマ文書なるものが暴露され、タックスヘイブンの問題が浮上した。この問題は大多数の
人類にとっては看過し難い事象であろう故に何かの処置がなされよう。その処理を発火点としてドミノ式に倫
理的な不義を行って来た集団の崩壊が起ることは十分予想される。つまり黙示録言う大いなるバビロンの
崩壊である。これは黙示録17、18章に状況説明されている。
つまり人類は黙示録では17章の冒頭に立っている。
回答:-
1)先ず、ダニエル書10章14節に『我は末の日に汝の民に臨まんとするところの事を汝に知らせんとて・・・』
と記載されている。その【末の日】が何時かについては12章1節に『その時汝の民の人々の為に立つところ
の大いなる君ミカエル立ち上らん是艱難の時なり・・・また地の下に眠りおる者の中衆多の者目を覚まさん
・・・ダニエルよ終末の時まで此の言を秘し此の書を封じおけ・・』とある。
【地の下に眠りおる者の中衆多の者目を覚ます】時は歴史上未だ起こっていない。すると、【大いなる君ミカ
エル】が立ち上がる【艱難の時】とはまさに黙示録が予告している時代である。
つまりダニエル書12章と黙示録は同じ時代の事を予告している。
2)ダニエル書11章45節を最終章とする一連のストーリーを逆に辿ると10章に到る。その1節に謂う、『ペルシ
ャの王クロスの3年にベテルシャザルと言うダニエルひとつの事の黙示を得たるが・・・』。続いて11章1、2
節にはクロスの後ペルシャに3人の王が立つと書いてある(外征担当はクロスだった由)。その第四の者ク
セルクセス1世はギリシャを攻め(11章2節)サラミスの海戦でギリシャに敗北、この予告は当たった。
11章3節の強き王とはギリシャのアレキサンダーで、突然の病死により彼の子は殺され(彼の児孫に帰せ
ず)、国はリシマコスのトラキヤ、カサンドロスのマケドニア、プトレマイオスのエジプト、セレウコスのシリアと
4つに分裂した(11章4節)。
11章5節に【南の王】と【北の王】なる表現が出て来る。これが上記の4つの国のどれでもないことは11章
40節に『終わりの時に到りて南の王彼と戦わん北の王は車と馬と・・』の記述からも推定される。
つまり聖書はここから人類史が南と北の二大覇権勢力を中心に動く構図を教えている。
この二大覇権勢力が何かはダニエル書2章31~43章を見ると推定できる。金、銀、銅、鉄、鉄と土塊、と覇
権勢力の推移が示されている。即ち、歴史を見ればバビロニア、ペルシャ、ギリシャ、ローマ、植民地を持っ
たローマの後裔、と推移して来た。すると、南の王、北の王とは最後の二者、ギリシャとローマである。
そこから考えられる事はダニエル書11章36節にある北の王とはローマ文化の最終継承者にして軍事大国
(戦神を崇め・・)アメリカ、南の王とはプトレマイオスのギリシャの領域を継承したイスラム教諸国であろう。
そこで・・ダニエル書11章40節『終わりの時に到りて・・』は今現在である。アメリカはイラクを倒し、アラブの
春でイスラム圏は混乱し、ISなどが跋扈、アフガンも安定しないしイランとサウジアラビアも此のところ雲行き
が怪しい。一方アメリカは中国、北朝鮮が気に成り初め(東と北より報せを得て慌てふためき・・)軸足を西太
平洋に移してTPPを提唱、中・朝封じ込めを図った(45節 彼は海の間に於いて麗しき聖山に天幕の宮をし
つらはん・・)・・すると、麗しき聖山とは日本と言う事になる。且つ、
人類はダニエル書12章の冒頭に立った!
3)黙示録16章19節『大いなる都は三つに裂かれ・・』とは察するに今現在の地上社会である。即ち人類社会
はキリスト教世界、イスラム教世界、拝金・反人類教世界に大別された。
また、ごく最近パナマ文書なるものが暴露され、タックスヘイブンの問題が浮上した。この問題は大多数の
人類にとっては看過し難い事象であろう故に何かの処置がなされよう。その処理を発火点としてドミノ式に倫
理的な不義を行って来た集団の崩壊が起ることは十分予想される。つまり黙示録言う大いなるバビロンの
崩壊である。これは黙示録17、18章に状況説明されている。
つまり人類は黙示録では17章の冒頭に立っている。